2015年05月20日

大阪府立中之島図書館

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大阪府立図書館の前を通ったら、
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正面玄関の扉が開いていた。
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最近開いたことは新聞かニュースで知ってはいたが、調べたらこの4月1日に、何と54年ぶりに開いたとのこと。
1961年までは使われていたのだが、その後内側の玄関ホールを閲覧室として利用するために閉鎖されて、利用者は1階の玄関脇にある出入口から出入りしていて、変だなと思いながら何度か利用したのを思い出す。
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玄関ホールの中央に進み、
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上を見上げると、天井が美しい!
図書館活用のための有識者会議で「館のシンボルとして活用すべきだ」との提言を受けて、今年1〜3月に改装工事を施し、今後正式な入口になるとのことだが、こんなことに54年もかかったことが驚きだ!
この中之島図書館は1904年の建築で現役の公共図書館としては国内最古、国の重要文化財にも指定されているのだが、我が日建設計の作品でもあり、誇らしい!
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玄関に戻り、
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外に出ると、大阪市庁舎と軸線がずれているのが何とも残念なのだが、
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西から、日本銀行大阪支店、大阪市庁舎、府立図書館、中央公会堂の軸線が全てずれていて、これは中之島のカタチが弓なりになっているためでしようがない・・・
大阪市庁舎は指名設計競技で日建設計の案が選ばれたのだが、配置とアウトラインが決められた上でのデザインコンペだったので、府立図書館との関係などの提案はできなかったし、高層化して下部の中央を大きくくり抜き、御堂筋から府立図書館の正面を直接見せる!などという大胆な提案は、できるはずもなかった!
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思い返せばCADのなかった時代に、立面図のおびただしい数の窓をひたすら描き続けたことが思い出されて懐かしい・・・
東側の増築部分を撤去して全体を東に曳家し、市役所と図書館の間に大きな広場をつくりだす・・・という検討を、大阪府からの依頼で行ったこともあったが実現せず、市役所と図書館が接近した現状が続くことになってしまっていることが残念だ!
posted by yoko at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築
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