といっても、スキーをしていて!ではありません!!
その「骨折」については後半で・・・
スキーを本格的に始めたのは60歳を過ぎてからでした。
以来毎年、一人で北海道のニセコや富良野で滑っていて、
今シーズンが13シーズン目になります。
シーズン中は起点となる札幌プリンスホテルに
前もって用具一式を送って預けておきます。
札幌プリンスホテルはスキーバスの発着に大変好都合なのです。
今シーズンの一回目は先々週から先週にかけての10日間、
初日と最終日を大阪〜札幌の移動日に充て、8日間を滑ります。
先ずは2日目から2泊3日で富良野へ、スキーウエアを着、
用具など必要最小限のものと一緒にスキーバスで往復します。
富良野の天候はまずまずで、
2日目にはきれいに「十勝連峰」も見えました。
札幌に戻った翌日は毎年恒例の「スキーの日」で、
この日は札幌の友達と一緒に滑ります!
↓これは一昨年の写真で、撮影者の関さんも入れて7人
…その関さんは今年の初めに亡くなってしまわれた…悲しい!
この写真を見ると関さんのことを思い出してしまうのです。
↓今年は芳雄君、友恵さんと3人で少なかったけれど、
少ないなりの楽しさを楽しみました!
↑この写真は芳雄君が撮ってくれたもので、
右に優雅な滑りの友恵さん、中央のかっこ悪いのがぼく!
札幌の翌日からはニセコへ、スキーバスで往復3泊4日です。
今ではこの大スキー場のほとんどどこへも行けます!
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で、悲劇はニセコ2日目の夜に起こりました。
1日目、2日目ともに天候が悪くてあまり滑れず、
夜の「ごちそう」で気晴らしを!と、
上のmapの左端にあるBBQハウスに向かって歩いていたところ、
強烈な猛吹雪で道から外れて方向を見失ってしまい、
やっとお店のネオンサインが見えたので
そちらの方へと向かったとたんにズドン!
道路端の土手から路面に墜落して背中〜腰を強打!
その衝撃の凄かったこと!!
しばらくして落ち着いて何とかお店に辿り着き、
焼肉バイキング食べ放題¥3,000+飲み放題¥1,500!
これには大満足!!痛さを忘れるひと時でした。
でも痛みはじわじわとひどくなり、
翌日からのスキーは諦めることに。
すると皮肉なことに、
翌日の3日目は朝から晴れ、4日目もまずまずのお天気に・・・
土手から墜落したのは1月23日の夕刻、
ようやく奈良の自宅に帰宅できたのは3日後の1月26日の夕刻で、
その翌日に整形外科へ行ってレントゲン撮影をし、さらにMRI!
診断は「第3腰椎圧迫骨折」…何と『骨折』ということでした。
上図の紫色で示された五つある「腰椎」の
ちょうど真ん中の「3」の骨で、
MRI横断面写真の中央の骨!レントゲン写真で、
正常なら「無地」なのにそうではなくて、
砕けていることがはっきり分かりました。
骨の下隣の白いところが神経の束!恐ろしや!!
幸い神経は損傷していなくてよかったのですが、
骨が神経を圧迫するようになると最悪は車椅子!と脅され、
骨が固まるまではその部分に負担がかからないよう厳重注意!
とのことで、「コルセット」を胴に巻きつけています。
完治には半年近くかかるそうです。
富良野ではゴンドラの中で!
札幌ではカラオケボックスの中で!
発声練習をして備えた2月10日の舞台
には勿論出られませんし、
前払いしてニセコの宿を確保してある3月のスキーも中止です!
「元気で長生き」しか考えていなかったのですが、
きっと「調子に乗るな!」ということでしょう。
毎年恒例の、5月GWの「自転車旅行」は無理のようですが、
5月中旬の北海度蘭越での「山菜天ぷらパーティー」には
何とか参加できるよう、しっかり療養をしたいと思います。
西島さんは7日に福井にスキーに行ったけれど、5日間雪の為に電車も道路も身動き取れず、ホテルに缶詰め状態だったそうです。