2020年11月16日

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展へ行ってきた!
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大阪中之島の「国立国際美術館」は、
広場の地下に埋められた大胆な構成の美術館!
1970年の大阪万博の時に設立され、2004年に現在地に移設、新しいのの設計はシーザー・ペリがコンペで勝ち取った!!
向こう側_北側に見える黒い箱状の建物は、現在工事中の「大阪中之島美術館」で、2022年春に開館予定とか・・・

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「国立西洋美術館」での東京開催の後の大阪開催。
同美術館の歴史上、国外では初めての開催で、
イタリア・ルネッサンスから印象派までの61点がやってきた!
チラシはコロナ前のもので、
開催期間は2020年11月3日―2021年1月31日
今日は月曜日で休館日なのだが、
友の会会員を対象に「内覧会」が行われ、
とても良い条件で鑑賞することができた!

チラシにあるように、
フェルメール・モネ・ルノアール・ターナー・レンブラント、そして、ゴッホ・・・

特に印象に残った作品のいくつかにコメントを加えると・・・

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フェルメール〈ヴァージナルの前に座る若い女性〉
・・・女性の眼差しに射止められた!

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アングル〈アンジェリカを救うルッジェーロ〉
・・・いつの頃からか脳裏に焼き付いている絵なのだが、
本邦初公開ということなので、
本物を観るのは初めてということ!

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ターナー〈ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス〉
・・・ターナーは大好きな画家!
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↑2018年の展覧会を観て好きになった!

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ゴーギャン〈花瓶の花〉
・・・江戸絵画の強い影響力をを感じる!!
◆◆
若かりし頃西洋美術から始まったぼくの美術遍歴は、いつの頃からか東洋〜日本へと移行し、今や奈良・京都などの美術館・博物館・寺院を足しげく訪ねるほどに、日本美術に嵌まってしまっているのだが、今日は日本美術の多様性や自然との関係性に思いを致しながら、西洋美術を楽しく鑑賞することができた。

ところで昨日は、家の近所の「大和文華館」で、今日とは対照的な展覧会を観た。友の会会員は会期中何度でも入館できるので、これも3回目かな・・・最終日に止めの入館!
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中国・安徽地方は文房四宝(墨・筆・硯・紙)の名産地・・・
異なる風土・素材・道具・・・西洋と中国〜日本を対比させるのも楽しいですね!

それはともかく、
ここの美術館でせっかく良い展覧会を観てもあとが悪い!
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美術館を出るとこの有様で、国立美術館の名が泣く!!

posted by yoko at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術
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