ピアノフェスティバルがあることを教えてもらい、
昨日行ってきました。

盲目の方、難聴の方、体の不自由な方など、
いろいろな障害をお持ちの方々が
ピアノに向かわれる姿に心を打たれ、
その音楽に魅了されました。
重本安見さんは東京の中学二年生、

二年前の国際ピアノパラリンピックでジュニア銀賞、
今年のピアノパラリンピック全国大会で
金メダルを受賞された方で、
左手の指が無いので6本指のピアニスト
とも言われている方だとか…、
ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」の第2楽章
Adagio cantabileを弾かれたのですが、
舞台のスクリーンに映し出された鍵盤上を
優雅に舞う彼女の両手を見ながら、
長らく聴くことのなかったベートーベンに涙したのでした。
最後のお二人、
山崎理恵さん、http://www.rie-yamazaki.name/
は、車椅子ながら、ピアノペダル・アシスト装置で
2年前の国際ピアノパラリンピックで金メダルを受賞された方、
もうお一人は“スティービー・ワンダーの再来”とも呼ばれる
アメリカの10歳の盲目のピアニスト、Matthew Whitaker さん、
進行が大幅に遅れて中座を余儀なくされ、
お二人を聴くことができなくて本当に残念でした。