
おん祭は「春日大社」の中にある「若宮神社」のお祭りで、その起源は平安時代、1136年にさかのぼり、天下泰平、五穀豊穣、万民和楽を願って大和一国を挙げて行われ、長い歴史の中で一度も途切れることなく今年で何と880回目を迎えたとのこと。
12月15日(火)〜18日(金)の4日間にわたって、「お渡り式」をはじめ、様々な神事が行われる中、今日はその「お渡り式」など一番神事の多い日なので、今日こそは!と出かけた。
「お渡り式」は正午に県庁前の登大路の南側の「登大路園地」に設置された仮設スタンドの前を出発
観覧席は南向きで、一行は東から、左から、従って下手から出てくる
クリックして拡大すると、裸でないことが分かる
中に人が載っているかどうかは不明
立派な兜を写そうと思ったのだが、真横からになってしまった
華やか・・・十数組〜十数チーム!
翌日の新聞に 「時代装束に身を包んだ約1000人や馬約50頭が市街地を練り歩く」 とあった
「登大路園地」を出た後登大路を西に向かい、油坂の交差点を左折してJR奈良駅前を南下

JR奈良駅前を通過し、次の交差点を左折して三条通を真っ直ぐ東へと進み、「一の鳥居」前へ至る
「一の鳥居」をくぐって
参道を一路東へ
長くて重そうな太刀を担いで進んでくる一行
春日大社表参道を東へ進み、奈良国立博物館新館の丁度南側辺りに設けられた「お旅所」に入る!
これが「お旅所」!
これは「お渡り式」の後行われた「稚児流鏑馬」で、お稚児さんが見事に的を射抜いたシーンで、的の右上に斜めの板の破片が二枚見える!

奈良国立博物館では、時を合わせて「おん祭と春日信仰の美術」展が開催されていたので、開館直後に同展でしっかり予習をしてからの「おん祭」観覧であった!