2010年06月27日

巨大客船「ノルマンディー号」

これまで知らなかった画家、レンピッカ!
その展覧会が兵庫県立美術館で開催されいているので観に行った。

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そこで彼女の作品以外も展示してある中に、巨大客船「ノルマンディー号」のポスターがあったのだが、調べるとこの船が建造されたのは1931年で、1898年生まれとされる彼女が最も魅力的な作品を残した30歳代前半とちょうど重なる。
この巨大客船「ノルマンディー号」のポスターと似たようなものが父の遺品にあったような気がして先日から探していたのだが、ようやくズバリではないが見つかった。

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幅13cm×高さ30cmほどの折りたたみパンフレットで、

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これが表紙の表裏見開き。

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広げると幅120cm×高さ60cmほどのものである。
全長が300mを超える巨大な船!拡大してご覧あれ!

これがなぜ父の遺品にあったかというと、東京の小さな貿易会社に勤めていた父は1931年からパリ勤務となり、1934年からはパリ支店長を務め、第二次世界大戦が始まった1941年に職を辞して帰国するまでの11年間パリで暮らしたのだった。私が生まれたのはその2年後のことである。
この1931年から1941年の11年間は、巨大客船「ノルマンディー号」が建造されてから客船として役目を終えるまでの11年間とちょうど重なる。
当時としては破格の存在であった「ノルマンディー号」を父は見たに違いないのだが、実際に乗船したかどうかは定かでない。
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2010年02月20日

東京・三鷹に生まれる!?

私は1943年生まれで、
生まれた直後から京都の宇治で育ったのだが、
出身地が京都というわけでもないので、
長らく両親の出身地である石川県ということにしていたのだが、
ある時から東京・三鷹生れに変えた。
それが事実だからである。

私の母は、
その頃東京・三鷹に住まっていた両親の元へ行き私を生んだ。
母の父、つまり私の祖父は丸岡耕甫という金沢の庭師なのだが、
当時電力王と呼ばれた松永安左衛門(耳庵)に依頼され、
その頃東京・三鷹に別宅を構えて、
安左衛門の別荘「柳瀬荘」の庭を手掛けていたのだという。

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実は、
松永安左衛門を紹介したのは北大路魯山人であった。

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魯山人は1925年、東京永田町に「星岡茶寮」を開き、
そこに政府・財界の要人・文化人が招かれ、
茶会は社交の場であったのだが、
魯山人の依頼を受けて「星岡茶寮」の庭を手掛けたのも
祖父であった。
それが縁で松永安左衛門とも知り合ったのだろう。

祖父が金沢の素封家であったかどうかは知らないが、
庭師ながら茶をたしなみ粋の分かる人物で、
金沢にいた頃の魯山人は、
足繁く祖父の家に出入りしていたのだそうである。
これが縁で、後に祖父は魯山人から、
「星岡茶寮」の作庭を依頼され、更には
松永安左衛門とも知り合って、作庭を依頼されたのだ。

そういえば母は私が幼い頃、
よく「松永さん」「松永さん」と言っていたのだが、
それは母が結婚する前、松永安左衛門の名古屋の家に、
行儀見習い!?で、一時期身を寄せていたからである。

私の出生に関わる説明をするとこういうことになるのだが、
二人の歴史的人物を知る人には話す価値ありと思い、
出生地を出身地ということにしたのである。

尤も、
北大路魯山人はともかく松永安左衛門となると、
知らない人も多くなったので、
話す相手を選ばなければならないが…。

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2009年11月17日

不思議な出会い


ただ聴くばかりの長い音楽遍歴の始まりは高校に入学した時、幼い頃から美術少年で今更「美術」でもあるまいと、「音楽」を選択したのが始まりだった。
とはいえオペラの世界に目覚めたのは遅く40歳を過ぎてからで、その声に魅せられ、テノール役を歌いたい一心から声楽を始めたのは、何と49歳の時だった。
いつの頃からか、60歳という区切りの歳に「還暦コンサート」を開催するという夢を抱くようになったのだが、50歳代後半になってもあまり上達せず、一人舞台なんて無謀!所詮は夢かと半ば諦めていたところ、師匠の福田先生ご夫妻から、歌仲間の還暦・古希・喜寿の女声陣とでコンサートを…との提案をいただき『歳祝いコンサート』を企画、ちょうど60歳になった2003年7月25日の「天神祭」船渡御の夜、会場はわが作品「大阪市立東洋陶磁美術館」の真向かいにある「大阪市中央公会堂」の4階にある中集会室で実現したのだった!
http://www.yokogawa-r.com/music_temp.html

植谷昌弘さんhttp://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-7256.htm
と出会ったのはその一年程前、2002年の7月頃、『歳祝いコンサート』の会場の予約に訪れた時だった。
そこに、以前にお目にかかったことのある女性が!その女性は植谷佐江子さん、以前友人に頼まれて「宇治市源氏物語ミュージアム」
http://www.yokogawa-r.com/architecture/ugm/architecture-ugm1_temp.html
を案内した大手前高校OBの「源氏物語研究会」メンバーのお一人で、ご主人が主宰される「ときめき塾」の部屋の予約にご夫婦で来ておられたのだった。
そこで私は「ときめき塾」の講師も依頼され、以来「ときめき塾」にも時折参加しているのだが、先年、奥さまの佐江子さんが一念発起して、栄養士、野菜ソムリエ、雑穀ソムリエの資格を取得され、ご自宅のリビングルームに気の合った仲間を集めて「野菜が主役のご馳走」をいただきながらのすてきサロン『ゆるゆる』″を始められ、第2回目の今回は私がゲストとして話題を提供、高校で「音楽」を選ばなかったら!「宇治市源氏物語ミュージアム」のプロポーザルで設計者に選ばれなかったら!植谷さんとの出会いもなかったし、ここにもいなかった!というおはなしから始めたのでした。

先日、11月14日(土)のすてきサロン『ゆるゆる』″の終了前の様子。

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左一番奥が植谷さん、その手前が私。
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2009年08月29日

変なの!

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写真を整理していたらこんなのが!
この夏のある日、北海道は函館本線の倶知安駅。
本線といっても各駅停車の、
一両か二両連結のワンマンカーが一日数本しか走っていない。
それにしてもこの看板、変ですね!
ローマ字だけは左から、他は全て右から読む!
左方向は長万部方面で、次は比羅夫!
右方向は小樽方面で、次は小沢!
民主党の小沢さんは「おざわ」さんだけど、こちらは「こざわ」。

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2009年04月09日

桜が満開!

やっとやっと!桜が満開!

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京都は高瀬川!8日(水)午前。

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奈良のど真ん中の浄教寺の枝垂桜!8日(水)夕刻。

佐保川.JPG
奈良は佐保川!8日(水)夕刻。

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2009年01月28日

初めての記事!

これは何でしょう?
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昨年7月、富良野へ行った時のものです。

記事を書く練習でした。
posted by yoko at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ