2023年05月23日

親鸞聖人生誕850年_その2

今年は親鸞聖人生誕850年!
親鸞聖人といえば浄土真宗で、浄土真宗には「本願寺派」と「大谷派」があることは知っていたが、展覧会情報から「高田派」があることを知った!つまり、これまで知らなかった!!
その本山のあるところで「親鸞と高田本山」という展覧会があることを知り出かけた。

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近鉄特急で津へ!
やってきたのは「アーバンライナー」
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最高級車両で、先端部と最後部はこんな具合!初めて!!
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津駅でJRに乗り換え
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一駅目で下車・・・
県庁の所在地からワンマンカーンとは!ちょっとびっくり!!
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下車したのは「一身田」駅・・・「いっしんでん」と読む。
展覧会に行く前に、高田本山なる「専修寺」を訪れるために!
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駅からほんの数分で「専修寺」に到着
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堂々たる「山門」の正面に「本堂」がある
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手前(東)が「本堂」で、左(西)が「如来堂」
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「如来堂」を前面道路に面した「唐門」から見る
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「専修寺」を後に展覧会のある方へ・・・田植えが始まっている
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文化施設の集まる丘陵地帯が見えてくる
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展覧会のある「三重県総合博物館」=MieMuに到着
この辺りに図書館や大中小ホールなどが集まって建っている!
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この度の「親鸞聖人生誕850年」を機会に多く建築・美術に触れることになったが、
中でも、親鸞聖人を扱った「絵伝」の多いことに驚かされた。
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親鸞聖人生誕850年_その1

今年は親鸞聖人生誕850年!
あちこちでお祝いの行事や催事が行われていて、京都国立博物館では3月25日から5月21日まで「親鸞・生涯と名宝」展が開催されていた。
ぼくが訪れたのは4月14日!1か月以上前のことで、分厚い図録は3,000円だった!!
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次に訪れたのは「西本願寺」で5月16日のこと!
前回のブログで紹介した「東寺」訪問の後のことである。
「東寺」を後にして北へ、JRをくぐり「七条通」に出て、
「本願寺下間大門=猪熊門」へ
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門をくぐって「龍谷大学大宮キャンパス」を通過・・・
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重要文化財◎「大宮本館=南黌」
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「龍谷大学キャンパス」を抜けると「唐門」
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「堀川通」に出ると旗がはためいており、
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向かいに「龍谷ミュージアム」がある!
日建設計の設計で、担当はかつての同僚の赤木隆君!
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親鸞と聖徳太子の縁をよく認識できた展覧会だった!
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「シアター」での上演が終わるとスクリーンが上がって、
「御影堂」が目に飛び込む!という、ここでこそできる演出!!
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その後「堀川通」を渡ると、
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正面にあるのが「太鼓楼」
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そこから歩道を南へ、
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「阿弥陀堂門」から入るのだが、自転車と一緒には入れないので、
自転車を内緒の場所に隠し!
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「阿弥陀堂」に向かって入門。
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「御影堂」では3月29日から法要が行われていて、
この日は[第4期]の最終日!
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ちょうど法要が始まるところでほぼ満席!
席に番号が付いていて予約した人たちが全国から参集!
たまたま空席があったので厚かましくもしばらく拝観!?
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夕刻、この日一日を振り返りながら帰路に!

国宝の「西本願寺・御影堂」は1999年から2008年の間約10年をかけて解体修理されたのだが、
その時日建設計が工事の監修・監理を行ったのだが、かつての同僚の二宮彰君が日本建築に精通しているということで現場に常駐し、見学の案内もしてくれたのだが、その彼は、その後「肺気腫」を発症し若くして逝ってしまった!
何という巡り合わせか!と、法要の時は彼を瞼に浮かべて冥福を祈った!


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2023年05月22日

弘法大師生誕1250年!

今年は弘法大師空海生誕1250年!
あちこちで行われている親鸞聖人生誕850年を祝う行事に比べると特に目立ったものはないようなのだが、ここ東寺では「弘法大師行状絵巻」が公開されているので訪れた。尤も東寺は大好きなので年に数回は訪れるのだが・・・
近鉄「東寺」駅を下車し、「五重塔」を眺めながら「九条通」を西へ・・・
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やがて「南大門」が見えてくる。

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「東寺」では気軽に自転車を持ち込める!

↓これが「境内図」
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下部中央が」南大門」↑
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「金堂」の西側を北へ進む。
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「講堂」の北側に「拝観受付」がある。

「五重塔」の初層が公開されていてワクワク
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この「五重塔」は塔頂迄55m、塔身の高さが40mあり、
日頃見なれているん「興福寺」よりかなり大きく感じる!
因みに「興福寺」のそれらは50mと36mほどかな・・・

いよいよ初層の中へ!
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↑ここに詳しく解説がされているが、
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これは某誌より拝借!

ともかく美しくて夢のような空間・・・
心柱は四角かった!一方、薬師寺東塔は丸かった!!
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これは「東寺」のパンフレットより・・・
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「金堂」正面、御本尊のお薬師様の見える窓がある!
「東大寺」の「大仏殿」を思い出す!!
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iPhoneで「講堂」を撮る!立入禁止柵を背に撮るも、両端が切れる!!
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中は、日本一豪華な仏像群!
この「立体曼荼羅」の写真は「東寺」のパンフレットより。
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つぎに「宝物館」へ
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「弘法大師行状絵巻の修理完成記念展
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次に「宝物館」の北隣の「観智院」へ

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これだけでもすごい「別格本山」真言宗の勧学院
お庭から「五重塔」が見える。

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寺域の北端、「九条通」に面した「北総門」から南を見る!
正面に「北大門」の屋根が見えている。
「北大門」の左手前に「観智院」がある。

この後、親鸞聖人生誕1250年の行事に沸く「西本願寺」と「龍谷ミュージアム」を訪れたのだが、その報告は改めて・・・
夕刻近鉄特急に乗り帰路に。5月11日のことでした。
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近鉄の車窓から見える「東寺」の「五重塔」は生まれて初めて見た「五重塔」で、幼少のころもよく見た塔だ!
幼いころ何度も親に連れられ奈良電で京都に来た時と同じ風景で、奈良電:奈良電気鉄道が1920年代に京都駅まで繋がった時から高架だったから、そういうことになったわけである!!!なんともすごいおはなし(*_*)
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posted by yoko at 21:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 建築

2023年04月21日

薬師寺東塔落慶法要



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コロナのため3年遅れてようやく今日を迎えた!
解体修理が始まったのが2011年だから、寄付をしたのはそれより前ということになるが・・・いつのことだか・・・
参列のご案内が来て5日のうちの初日を希望したら希望通りになった!

参列するからには先ず大池越しに眺めてから!
受付開始が9時ということなので7時50分ごろに家を出発、
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20分ほどで大池に到着!
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あいにく霞がかかっていて、若草山や大仏殿は見えないが・・・

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↑解体修理後の東塔!
右の写真は1872年のもので、その後1898年に解体修理され、
今回の解体修理まではその東塔を見ていたのだが、

その写真が見つかった!!
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2011年3月10日の写真で講堂から南を見る!左が東塔!!
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011年3月10日の東塔!
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その後このようになった!
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これは2015年3月27日の修二会花会式の様子

さて本日・・・
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2000席で5日間だから延一万人が参列することに・・・

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受付開始10分前で既に長蛇の列
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受付を済ませて会場へ!
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法要は10時に始まり12時ごろ終了!
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1300年前と同じものを見ているという感動!
この相輪の下=心柱の足元がどうなったかというと・・・
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腐食していた根元を新たな部材でう埋木された!
ただただ感動の一言に尽きる!!
いただいた冊子に掲載されている写真を転載しました。。。

さてその東塔の中へ・・・
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順番にといっても2000人なのでいつ回ってくるか!?
回ってきても後ろの人を気にしながらでは落ち着かないし・・・

4月28日から来年1月15日まで一般公開されるとのことなので、
改めて訪れることにしました。
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2022年05月09日

薬師寺東塔初層 最後の開扉

今日、令和4年5月8日は、
薬師寺東塔初層の特別開扉の最終日ということなので、
既に何度か見たけれど、最後にもう一度!!
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家から薬師寺に行く時は、薬師寺西側の「大池」を目指す。
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家からは6qほど・・・3〜40分かな・・・
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「大池」越しに薬師寺の方を見ると
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右から「東塔」遠くに若草山を挟んで「西塔」
その左に「金堂」とその左はるかかなたに東大寺大仏殿
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「大池」を反時計回りに回って薬師寺の南側に出て、
「休ケ岡八幡宮」にまず参拝する
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「休ケ岡八幡宮」は薬師寺の護り神!
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国宝◉八幡三神座像
奈良国立博物館に寄託されていて、
時々展示されるので、その時拝観できる
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本殿左の建物を抜けて薬師寺の方へ

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「東塔」が見えてくる」
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「南門」正面
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門を入ると正面に「金堂」
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「金堂」では、只今法要中
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中央の「薬師如来坐像」
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目を東に移すと

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「国宝 東塔 初層特別別開扉」の看板があり、
何と今日がその最終日!だから見のがすまいとやってきたのだ!!
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ところで「東塔」↑と「西塔」↓ 見比べると大違い!!
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「西塔」は創建当時を推定して復元され1981に竣工!
「東塔」は創建から1300年を経ていて、2009年7月から
解体修理が始まり2019年末に完成した。
2020年に落慶法要が予定されていて案内を待っていたのだが、
まだ行われていない。
特別開扉も終わったことだし、もうそろそろかな・・・
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posted by yoko at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2022年03月15日

「旧三井家下鴨別邸」を訪ねる

京都の観光案内パンフレットで見つけて是非行かねば!
と思っていたので、先週_3月11日(金)に出かけた。
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本日の行程は・・・
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_下鴨神社から西の北野天満宮まで_5q弱
_北野天満宮から京都駅八条口まで_7q弱

京阪電車の出町柳駅を出ると、
直ぐ目の前に懐かしい高野川が流れている。
60数年もの昔から馴染み深い、多くの思い出がある川・・・
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目的地は歩いて直ぐ!

下鴨神社参道の南端、一ノ鳥居の左手前に入口がある。
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近年になって公開されるようになったそうだが、
存在そのものを知らなかった!

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大正時代に加えられた玄関棟の入口から中へ

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3階の「望楼」は限られた空間なので、
人数と時間の制限を設けられていて、早速案内される
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北に「比叡山」標高848m

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東には大文字の「如意ヶ岳」標高472m

2階のお座敷へ
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縁側には意匠を凝らした手摺が付いている!

屋根を見下ろすと
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むくった「降り棟」と、反った「隅棟」は繁栄への願い!・・・

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軒瓦の先端に「三井」の家紋が!

1階のお座敷へ
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縁側から庭へ

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巨木に圧倒される

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中央が江戸時代の「主屋」、
左手前が大正時代に加えられた「玄関棟」、
奥が江戸時代の「茶室」

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「望楼」の腰に雨戸が2枚収納されていて、
上に持ち上げてセットする!

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離れて全体を望む!

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お庭を散策。これはすごい!

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夫婦椋(めおとむく)・・・むくの木!

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見上げる!

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すごい迫力!

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建築とお庭がバランスよく配置されていてこころよい!!

その後は西へ【木島櫻谷旧邸」を目指す!5q程か・・・
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北野天満宮の前を通って
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しばらく行くと・・・あった!
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でもひっそりしていて様子がおかしい!
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案内板は3月12日からになっている!明日からだ!!
確かめたはずだったのだが、ボケたか!ショック!!

という訳で、菅原天満宮で梅を楽しんだ後、
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自転車でぶらぶら京都駅まで戻り、近鉄で奈良へ帰りました。

帰宅して調べたら、
ぼくが持っているチラシには3/5〜になっている!
ぼくがボケているのではなく、
コロナで変更になったことのようです!!
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会期中にもう一度来ます。開いていることを確認の上・・・
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2022年02月21日

東本願寺・御影堂門

毎年恒例の「京の冬の旅」
【京の冬の旅】_2022.1-3.jpg
「東福寺・三門」や「東寺・五重塔」などは毎年訪れるのだが、
「東本願寺」はこれまで門をくぐったことがなかった!

【京の冬の旅】_2022.1-3:東本願寺 御影堂門.jpg
日本一高い楼門初公開!ということなので、先日訪れた。

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幼少のころから奈良電鉄沿線に住んでいたので、親に連れられて京都へ来て、歩いて四条烏丸まで行き右折、大丸や高島屋へ行った思い出(昭和20年代のこと・・・)があるし、学生時代は京都駅から市バスで烏丸通を北上したので、いつも東本願寺を見たことになる。

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京都駅からしばらくすると「東本願寺」が現れる!

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この「御影堂門」を、烏丸通の東側から見る。
えいどう」と読む!唐招提寺のは「えいどう」と読む!!

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門の横の看板!
親鸞聖人生誕850年ということで、

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「御影堂門」も初公開になったのだ!

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正面が「御影堂」なので、この門が「御影堂門」なのだ。

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左手(南側)に階段があり、500円払って入場。

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回廊から京都駅の方を見る。

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順路は半時計回り・・・立派な「扁額」に『眞宗本廟』とある。

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内部写真をHPから拝借。
天井は、2本の梁で三つに区切られた白く平坦面で、竹内栖鳳在世中に描かれた天井画の下絵の写真が展示されていた。
親鸞聖人の次の生誕記念にでも実現して欲しいと思った。

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北に比叡山が遠望できる!
一眼レフをマニュアルでピント合わせすべきところ久々で方法が分からず、金網をしっかり撮ってしまった!

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西にまわると正面に「御影堂」

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「御影堂」を「御影堂門」から望む。

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世界最大級の木造建築とのこと!

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説明版によれば、幅×奥行×高さは、76m×58m×38m対して「東大寺大仏殿」は、57.5m×50.5m×49.1m
確かに平面はこの「東本願寺御影堂」の方が大きいが、高さは「東大寺大仏殿」の方が高くて内部空間も上部まで立ち上がっているのに対して、「東本願寺御影堂」は二つ重なった寄棟屋根の下の方に天井が設けらていて、広い平面に比べて天井が低い印象である。

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回廊
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回廊から「御影堂門」を見る

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↑ウエブサイトの表紙

★この特別公開は、3月18日(金)まで!!
東本願寺 御影堂門 特別公開|【京都市公式】京都観光Navi (kyoto.travel)
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2021年12月24日

誰も知らない日建設計

「誰も知らない日建設計」という本を奈良市立図書館から借りてきた。
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最近出版されたことを知り、自分以外の人にも読んでほしいと思ったので、自ら購入するのではなく、図書館にリクエストを出した。館蔵されていない本はリクエストを出すとほぼ購入してもらえるようなのでその方法を採った!
さてその日建設計とは、ぼくが大学を卒業した1968年から事情があって退職した2000年まで勤めていた建築設計事務所である。
大学4年になったころ、就職先にあまりあてもなく、できれば当時評判の高かった竹中工務店の設計部に行きたいなと思い大学の恩師に相談したところ、白石先生から「あなたは日建設計に行きなさい!」と、「ぼくの知らなかった日建設計」を進められてそのまま従ったのだが、お陰で幸せな人生を送ることができ、亡くなられて久しい白石先生には今でも感謝し続けている。
1968年4月に入社したのは意匠系・技術系合わせて12〜3人!そのうち意匠系は6名で、院卒の3名は東京に、学部卒の僕を含む3名は大阪に配属にされた。
さて入社した「ぼくの知らなかった日建設計」は当時世間でもあまり知られていなかったようで、電話で某メーカーにカタログを請求した時「日建設計の横川ですが!」と名乗ったところ「何石鹸?の横川さんですか!?」と聞き返されたのが忘れられない!それでいつの頃からか日建設計のことを「東京タワーやNHKホール、東京ドームなどを設計した会社」と説明するようになり、みんな分かってくれるようになった。その後更に東京スカイツリーを加えている。
その日建設計という会社はぼくにとって、「会社に貢献すること=社会に貢献すること」と思える会社だったので、在職中は夢中になって働いた。終身雇用が当たり前の時代に働き始めてから常に人生の中心にあったので、退職してからも同業他社で働くことなぞ考えたことはなく、在職中に家に持ち帰っていた設計図の縮小版や資料類もすべて退職後会社に戻した。契約関係がなくなっても「守秘義務」はそのまま守っている・・・みたいな感じである。
日建設計では幸い良い設計機会に恵まれ、今尚ほとんどが健在で、2008年にホームページをつくった際に厳選した在職中の22作品のうち、現存しないのは1975年に竣工した「鐵鋼会館」のみである。
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今から10年ほど前に土地と共に売却されて御堂筋沿いの貸しビルに移られ、2012年頃に解体されたのだが、解体される前にGoogleEarthの写真を切り取っておかなかったことが悔やまれる!この「鐵鋼会館」は竣工時に結構話題になり、「新建築」誌の表紙にもなった。
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「鉄→火→火で焼成されるレンガタイル」で構成した建築!今は無き「名建築」だと思う。
さて、
ぼくが建築設計を始めたころのお手本は、コルビュジェや丹下健三、ルイス・カーンなどどれも素材を生かした建築だったが、しばらくしてミラーガラスが出現し、造形力の無さ!?をミラーガラスで隠蔽するデザインから、隠蔽することでデザイン力を競う時代に変わっていったような気がする。村野藤吾の優れた建築が寿命を終えて〜終えていないものも・・・ガラスの箱に置き変わって行くのは悲しい・・・

「誰も知らない日建設計」という本のことを書き始めたら横道にそれてしまったが、肝心のこの本はというと、パラパラっと見たところ自分の知らないことも多々書かれていて興味深々。まあ本稿はこの本の存在の紹介に止めることにしたい。

日建設計は→https://www.nikken.co.jp/ja/
横川隆一のホームページは→https://www.yokogawa-r.com
鐵鋼会館は→http://www.yokogawa-r.com/architecture/isc/architecture-isc1_temp.html
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2021年04月24日

終の棲家

大学〜職場の2年先輩で一歳年上の先輩_Tさんから「転居のお知らせ」が届きました。
「『終の棲家』と思って建てた家も25年経ってあちこち傷み大規模修繕も考えたのですが『終活・断捨離』してマンションに移り住むことにしました。」とのこと!
お住まいが首都圏なので条件が違うでしょうが、でも25年ですか・・・ぼくの方は今年44年目になります。
因みにぼくは、昭和18年生まれ、「終の棲家」を建てたのは34歳の時ですが、今もその棲家が気に入っています。

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これは、建築雑誌「新建築」誌1979年2月号「住宅特集」に掲載された時のものです。
当時はまだ月刊誌の「新建築住宅特集」はなく、「新建築」が2月号と8月号の年に2回「住宅特集」を組んでいた時代でハードルも高かった!なので掲載は、ぼくの建築家人生のヒットの一つでした!
特に左の写真が素晴らしい・・・トップライトからの光の入れ方の絶妙さには驚かされました。
掲載に際して「擁壁沿いの家」と名付けたこの家は今も健在です!!
入居したのは1977年の大晦日でしたが、コンクリートが十分乾燥しておらず、翌日の元旦妻が肺炎を発症してしまったのでした!
↓「擁壁沿いの家」
architecture-ykh1_temp.html (yokogawa-r.com)

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これは1993年1月早々、関西文化学術研究都市の「けいはんなプラザ」の竣工直前に航空写真を撮影するため、朝日新聞社の屋上から飛び立ったヘリコプターに寄り道してもらって撮影したものです。

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これは北東方向からの近況

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これは1999年6月_22年前のもので、擁壁の北側一帯は当時まだ農地のままだった!
下の航空写真の斜線の範囲です。
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ある時期を境に住居が増え続けて今日に至ります。

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これは2005年3月_16年前のもので、庭にケヤキの大木が見えます!!

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その庭のケヤキのビフォーアフター
敷地が盛土で地下水位が深いため大きく育ったのでしょう!

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前面道路側
植えた時はヒョロヒョロだったケヤキは、20数年にしてこの街一番の大木に育ったのだったのですが、秋の落葉の時期になると、東西数十軒のお家の前に散らばり、それを集める毎日が続く・・・それに耐えきれず移植を検討したのですが、大き過ぎて道路通行の許可が得られず、伐採を決意しました( ノД`)シクシク…
なお、
車庫の上部のコンクリート壁は「グリーンウォ―ル」を意図したものですが、壁の向こう側の土に植えたツタがうまく生育せず・・・不本意にもこのような醜態をさらし続けています。

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2008年3月6日、ケヤキを伐採する日の朝の美しい雄姿!

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2008年4月22日、吉野の銘木屋さんに預かってもらい、
数年間の乾燥の後加工、今は書斎でデスクとして使っています。
厚さ3cm、3枚継でW×L=100cm×160cm

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これは昨日撮影したものです。
我が家は、バス通りの交差点から緩やかに下って90mほどの正面にあります。
1970年代の中頃、当時京都の男山団地_京阪樟葉駅よりバス_に住んでいたのですが、奈良の学園前近くに分譲宅地売り出しの情報を知り、楽しかった奈良での中学時代が強い動機となって、価格を前提に「ここだ!」と飛びついた場所です。
忘れもしない受付開始前々日の夕方、現地事務所の小屋に着いたら「ここ」希望はぼくだけだったので記帳して順番待ち!その1時間ほど後に現れた足立さんも「ここ」をご希望でしたが、ぼくを説得するのは困難と悟って西隣を購入されたのでした。
二晩現場小屋で過ごした後、契約にこぎつけた時のうれしかったことが忘れられません!!
当時はまだ「菖蒲池遊園地」のあった時代で、その横を通り丘を越えて・・・徒歩でしか行けない場所で、まさか循環バスが来るようになるとは思いませんでした。

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間口_15m×奥行_20m程の南北に長い敷地の東側に、間口_4m×奥行_16m、RC造2階建て
東隣との生垣に植えたカロライナジャスミンという蔓性の植物が、40数年を経て車庫の上のコンクリート壁を覆う気配を見せ始めました!

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現時点の google map の航空写真です。

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最寄りバス停まで2~3分、バスで近鉄学園前駅まで10~15分、バスは15分間隔で平日のラッシュアワーは増便
最寄駅の近鉄菖蒲池駅まで徒歩15~20分
京都へ行く時は自転車と一緒なので、自転車で近鉄平城駅まで10~15分
自転車でのんびり走って、平城宮跡迄30分、奈良公園まで1時間
徒歩で秋篠寺や大和文華館へ行くことも多い
「ここ」と「この家」を本当に気に入っているので、Tさんの追記に「・・・次は老人ホームか (笑) 」とあり、怖くなりました。

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北側に飛び出している、いわゆるリビングダイニング空間です。
中央は、マルセル・ブロイヤーの名作ワシリー・チェア
両側の箱はDIATONEの名器DS-503
その両側に折り畳み自転車2台
左端の黒いシルエットは、PanasonicのプラズマTV_2009年製

上からの光の帯が時間とともに現れて動きやがて消える。
季節と時間で太さと角度が異なる。

ここを『終の棲家』として死守するぞ!と、
改めてそう思わせる「Tさんのお知らせ」でした。

↓ 詳しくは HP を



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2020年09月16日

隈研吾設計の建築

隈研吾設計の建築が完成し、
見学する機会があったので行ってきた!
奈良市立一条高等学校講堂・・・
東西に走る幹線道路に面した北側にあり、
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講堂の金属板葺きの大きな屋根が道路から見える
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校門を入って左手‗西側
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ファッサードは例によって木製のルーバー
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奈良県産の杉板、幅20cm、厚さ3cm
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ルーバーの軒裏が
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そのまま室内へ・・・
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天井の高い「ホワイエ」
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壁に木製のプレートが!
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実はこの講堂、老朽化したため建て直されたのだが、
2020年が創立70周年ということで、
同窓会で寄付を集めて、新国立競技場を設計した
世界的建築家の隈研吾さんに設計を依頼した!
という訳で、
このプレートは寄付者のリストなのです!!

講堂の中へ!
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舞台に立つ
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ステージにもなる平土間は可動席:360席
その後方に固定席:628席
2階は吹奏楽スペースにもなる客席で、
固定式:150席、可動席:60席
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舞台から客席を見る
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2階席から舞台を見る
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11月のオープニングセレモニーに向けて最後の仕上げ
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座席表示は単なる列と数字の表示ではなく
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例えば・・・
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ホワイエから東方向を見る
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その向こう、
学校の東側には国道24号線バイパスが走っていて
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その道沿いにおもしろいものを見つけた!
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↓クリックすると読めます!
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2020年03月28日

薬師寺東塔

一昨日薬師寺に行ってきた。
12年の歳月をかけてようやく解体修理が完成した東塔!
見るにはやっぱり先ずこちら、大池の方から。
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右(南)から北(左)へ順に「東塔」「西塔」「金堂」

右遠くに若草山の山肌が見える。「金堂」左のズーッと遠くに小さく見えるのが東大寺大仏殿!
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境内南側「中門」のある塀越しに「東塔」を見る。
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初層は白い壁!「西塔」にある「連子格子」が「東塔」には無いことに気が付いた!
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木造部分は完成していたが、基壇が未完成!
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「西塔」と「金堂」
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「金堂」は修二会花会式の最中(3/21〜31)で、堂内に読経が響き渡っていたが、同時開催のはずの奉納行事はことごとく中止!
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待ちに待った〜参列を楽しみにしていた「東塔」落慶法要だが、4月下旬から5月上旬の執行予定が延期となってしまい残念・・・

posted by yoko at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2020年03月17日

船場ビルディング

先日某会の例会で、友人の建築家から「私の町散歩〜船場のモダニズム建築」というテーマで講和があり、『船場ビルディング』の存在を知って驚いた!
かつて日本建築家協会の役員をしていた頃よく通った、名建築の誉れ高い重要文化財の『綿業会館』からは2ブロック北と近く、それよりそもそも40年以上建築家として大阪で仕事をしていたのに、これほど魅力的な建築の存在を知らなかったとは・・・
で、早速行ってきた。
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大正13年(1924年)竣工で、1998年に改修

建物正面中央の入口から中庭へスーッと入れるのは、問屋街船場の土地柄から、トラックや荷馬車などを引き込めるように!という機能性を重視したからだって・・・
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細長いパティオ風中庭の吹き抜けが気持ちいい!
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地上5階建てで、エレヴェーターが一機設置されている。
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後で知ったのだが、「見学は事前に申し込み」とのことだった。
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2019年09月23日

奈良公園のホテル

先日、新薬師寺から興福寺へ行く途中、
気になる場所に寄ってみた。
↓ここ_赤い丸のところ!
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浮御堂のある池の南側で、
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敷地東側の道を北へ直進すると東大寺前のT字路に至る。
その軸線上の先に、東大寺の南大門と大仏殿がある。

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敷地南東角から

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西に入る

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リゾートホテル 建設反対!!の看板が上がっている!

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このホテル、隈研吾の設計で、来年春に完成するらしい。
この完成予想図、方向が良く分からない…

この敷地、
元々国の持ち物で市街化調整区域だったところを、
奈良県が2005年に購入、
県は2016年に公園区域に編入すると同時に、
宿泊施設整備計画を策定して民間事業者を公募したのだそうだ。
2018年12月に地域住民56名が「都市公園法に違反している」
として県に提訴するも、県は2019年1月に着工、
8月には近隣住民8人が別件で提訴しているとのこと!
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2019年07月13日

平城宮跡に「南門」を復原

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昨年来、平城宮跡のど真ん中に
鉄骨造の巨大な建造物が造られつつあったが、
これは「南門」復原のための素屋根であった。
・・・その向こうに見えるのは「大極殿」

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「南門」の位置は本map中央の赤い部分!
因みにこのmapのスケールはというと、
南の「朱雀門」のある列の東西長さは約1000m、
その西端から北端まで約700mと推定される。

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建設中の「南門」の前(mapの↓箇所)に立って
南を見ると「朱雀門」が見える!
距離にして450mほどか・・・

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現在この素屋根の中で
伝統工法による「南門」の復原工事が行われており
素屋根の外壁に階段と見学用デッキが設置されて
工事の模様が一般公開されている。

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中の様子・・・まだ上まで上がってきていない。

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下の方を覗くと「円柱」が2本見える。
2022年に完成の予定だ!
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2018年11月06日

元興寺禅室の屋根裏探検

〈世界遺産〉元興寺 創建1300年を記念して、
国宝禅室の屋根裏探検ができるのを知り行ってきた!
★11月11日(日)まで!
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蘇我馬子が飛鳥に建立(588起工)した
日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)が、
710年の奈良遷都を追って718年に新京に移されたお寺である。

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東側から入る。

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門をくぐると正面に本堂:極楽堂-曼荼羅堂(国宝)が見える。

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訪れる外国人観光客も多い。

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本堂の南側を奥に進むと、

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本堂の西側に禅室‐僧坊(国宝)がある。

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屋根に現役の古代瓦が葺かれている!

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北東側から室内へ、

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禅室内部

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仮設階段が設置されていて、

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30分刻みに、
予約していた見学者のグループが天井裏に案内される。

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天井裏は古材の置き場でもある。

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この辺りが古代瓦の葺かれている小屋裏!

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G巻斗:白鳳時代(616年以降)

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E大梁:白鳳時代(639年以降)

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頭貫:飛鳥時代(590年頃)

1300年いや1400年以上という歴史の時間を
感じ取ることのできたひと時であった!
posted by yoko at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2018年10月17日

興福寺 南円堂 特別開扉

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今日10月17日は、一年に一日だけの南円堂特別開扉の日で、
拝観のお客さんの長蛇の列ができている!

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何時の頃からか、毎年来ている。

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柵の入口横にテントが設営されていて、
拝観料300円が徴収される。

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柵の中に入ると、
普段観れない視点から国宝の三重塔を観ることができる。

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いよいよ堂内へ!

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建築こそ国宝ではなく重要文化財だけれど、

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堂内の仏像彫刻11体はすべて国宝!

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お優しいご表情のご本尊!

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逞しく頼りがいのある四天王!

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表情豊かな人物彫刻…
このうち数体は以前国宝館に展示されていて、
間近に見て圧倒されたのを覚えている!

とても幸せなひと時であった!
posted by yoko at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2018年10月11日

興福寺 中金堂 落慶法要

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300年ぶりに再建なった興福寺中金堂の、
五日間にわたる落慶法要の今日は最終日!

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開始時刻の午前10時の少し前に雨が上がり…

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正午過ぎに滞りなく終了

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710年に藤原不比等の発願により建立され、
七度の火災の後、1717年以来ようやく再建された!

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この後はお決まりコースの仏像拝観ツアー!
先ずは「中金堂」

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次に「国宝館」

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そして奈良国立博物館の「仏像館」

もう飽和状態で、東大寺へは日を改めて…
posted by yoko at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2018年08月23日

吉田山・新長谷寺

面白い建築を見た!「吉田山・新長谷寺」だ!「よしだやま・しんはせでら」と読むのかと思ったら、「きったさん・しんちょうこくじ」・・・これまでこんな伽藍は見たことがなかった・・・七つのお堂がすべて檜皮葺で壮観!それなのに、当日撮影した写真を調べると、檜皮葺の屋根が写っているのは庭園越しの「三重塔」しか無い!雨が降っていたので撮らなかったのかな・・・と思い、奈良の自宅から車で2時間半かけて写真撮影に再訪して分かったのだが、境内は写真撮影禁止だったのだ!「信仰の対象だから!」と理由が書かれていたが、お寺だらけの奈良や京都でも、撮影禁止のお寺は思いつかない。文化財指定を受けているのだから鑑賞の対象でもあるので、撮影禁止は納得が行かない。

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「総門」

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「総門」から、正面に「二王門」

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「二王門」

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「二王門」から、正面に「本堂」★ここから先は撮影禁止!

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道路から「七堂伽藍」を見る
★以上の写真は、すべて撮影禁止範囲外からのものです!

新長谷寺_〒501-32 岐阜県関市長谷寺町 TEL:0575-22-3464

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posted by yoko at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2018年05月23日

札幌聖ミカエル教会

「札幌聖ミカエル教会」へ行ってきました。
足しげく札幌を訪れながら
この素晴らしい建築の存在を見落としていて、
気が付いたのは最近のことでした。

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築後60年近くとは思えない新鮮さ…
とてもとても大切にされていることの感じられる建築!
あたたかく気品に満ち溢れたレーモンド建築を堪能しました。

パンフレットを掲載しておきます。clickで拡大されます。

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所在地は、北19条東3丁目4-5
地下鉄南北線「北18条」駅から東へ徒歩15分弱
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posted by yoko at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2017年06月26日

我が家の改装

我が家は今年の末で築後40年!
だから奈良に移り住んでちょうど40年ということになる。
http://www.yokogawa-r.com/architecture/ykh/architecture-ykh1_temp.html
20年近く外壁の手入れを怠っていたため、ここ数年、壁からの漏水や、外壁コンクリートの表層剥離がちょこちょこ起こっていたので、外壁を全面的に補修し、フッ素樹脂コーティング材を塗布した。
5月末から我が家を囲っていた足場は、本日ようやく取り外された!001.jpg
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posted by yoko at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築