内部企画ながら今回は入場料1,000円のチケットを用意し内輪でお誘いしたところ、
300名収容のホールに、何と200人を超えるお客様が来てくださり大感激!!
music_temp.html (yokogawa-r.com)
後日作成された「感想文集」に出した「ぼくの感想文」
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300名収容のホールに、何と200人を超えるお客様が来てくださり大感激!!
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後日作成された「感想文集」に出した「ぼくの感想文」
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まず何よりも書き記しておきたいこと!それは・・・
「ベルカント」への感謝の気持ちです!
長い間!そして、このような困難な時期にも継続して、かけがえのないお仲間と歌う機会をつくってくださってありがとうございます!
次に、ぼくの「ベルカント」との出逢いについて記します。
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まだ若い10代のころに始めた!ただ聴くばかりの音楽遍歴には人の声が含まれていませんでした!
それが40歳を過ぎたころからオペラのビデオを見る機会が増え、テノールの声に魅せられてオペラばかりを聴くように・・・そのうちに聴くだけではすまなくなって声楽を学び始めたのは49歳の時でした。そのお陰で清美先生と出会うこととなり、「ベルカント」に入れていただいて今日に至ります。
♪♪
今回「選曲表」をいただいた時には、全ての曲がMozartのオペラでビックリ!しましたが、冒頭の「ドン・ジョヴァンニ」の4曲目にドン・オッターヴィオのアリア“Dalla sua pace"を見つけて「これだ!」と思ったものでした。というのも、30年前に声楽を始めたのはこの曲を歌いたかったからですし、これまでの公演でも何度か歌ったからでした。そんな“Dalla sua pace"ですが、今も歌詞こそすらすら出てくるものの、美しく歌うことは一度も叶いませんでした。それも当然のことで、自分の出せる音域の曲ではなかったからです。それなのにテノールに執着し続けた30年でした・・・
80歳になったのを区切りに、Mozartに限らず オペラのテノールの曲は全て諦めることにしました。
これまでぼくと二重唱を歌ってくださったソプラノのみなさまには心から感謝申し上げます。
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80歳になって最初の今回は、“モーツァルトの日”なのにお許しをいただいて、Mozartではない曲を歌わせていただきましたが、自分の出せる音域の範囲で歌ったので、無事歌い終えることができました。
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トスティなど、歌詞がすらすら出てくる曲が何曲もありますので、 これからも「ベルカント」で末永く、お仲間のみなさまと一緒に歌い続けられることを願っています!!
【Don Govanni】_ぼくにとっての「ドン・ジョヴァンニ」について・・・
「ドン・ジョヴァンニ」はMozartの最も代表的なオペラの一つで、これまでに3回観ました。
1度目は、1987年7月29日にザルツブルグ音楽祭で、映像記録があるあの有名な「カラヤンのドン・ジョヴァンニ」そのものです!
2度目は、1991年8月14日にモーツァルト没後200年のザルツブルグ音楽祭で、リッカルド・ムーティの指揮でした!
3度目は、1996年4月末ごろにウイーン国立歌劇場で、グルベローヴァのドンナ・アンナを聴きましたが、あの歌唱の強烈な印象が、旅の記憶のすべてを覆ってしまっています!!
「ドン・ジョヴァンニ」を考えるとこれらの記憶が蘇ってきて、その後は観る気にならず観ていない!それがぼくにとっての「ドン・ジョヴァンニ」です。
因みに冒頭のテンポは、カラヤンよりムーティの方がかなり早かった(^^♪
堂々としたカラヤンと若々しいムーティ・・・いつまでも堂々と若々しくありたいものです。
【おわり】