2023年09月25日

9月にあったこと_その1

9月2日、本当に久しぶりに、多くの聴衆の皆さんを前にして歌った!
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内部企画ながら今回は入場料1,000円のチケットを用意し内輪でお誘いしたところ、
300名収容のホールに、何と200人を超えるお客様が来てくださり大感激!!
music_temp.html (yokogawa-r.com)

後日作成された「感想文集」に出した「ぼくの感想文」

まず何よりも書き記しておきたいこと!それは・・・
「ベルカント」への感謝の気持ちです!
長い間!そして、このような困難な時期にも継続して、かけがえのないお仲間と歌う機会をつくってくださってありがとうございます!
次に、ぼくの「ベルカント」との出逢いについて記します。
まだ若い10代のころに始めた!ただ聴くばかりの音楽遍歴には人の声が含まれていませんでした!
それが40歳を過ぎたころからオペラのビデオを見る機会が増え、テノールの声に魅せられてオペラばかりを聴くように・・・そのうちに聴くだけではすまなくなって声楽を学び始めたのは49歳の時でした。そのお陰で清美先生と出会うこととなり、「ベルカント」に入れていただいて今日に至ります。
♪♪
今回「選曲表」をいただいた時には、全ての曲がMozartのオペラでビックリ!しましたが、冒頭の「ドン・ジョヴァンニ」の4曲目にドン・オッターヴィオのアリア“Dalla sua pace"を見つけて「これだ!」と思ったものでした。というのも、30年前に声楽を始めたのはこの曲を歌いたかったからですし、これまでの公演でも何度か歌ったからでした。そんな“Dalla sua pace"ですが、今も歌詞こそすらすら出てくるものの、美しく歌うことは一度も叶いませんでした。それも当然のことで、自分の出せる音域の曲ではなかったからです。それなのにテノールに執着し続けた30年でした・・・
80歳になったのを区切りに、Mozartに限らず オペラのテノールの曲は全て諦めることにしました。
これまでぼくと二重唱を歌ってくださったソプラノのみなさまには心から感謝申し上げます。
♪♪♪
80歳になって最初の今回は、“モーツァルトの日”なのにお許しをいただいて、Mozartではない曲を歌わせていただきましたが、自分の出せる音域の範囲で歌ったので、無事歌い終えることができました。
♪♪♪♪
トスティなど、歌詞がすらすら出てくる曲が何曲もありますので、 これからも「ベルカント」で末永く、お仲間のみなさまと一緒に歌い続けられることを願っています!!

【Don Govanni】_ぼくにとっての「ドン・ジョヴァンニ」について・・・
「ドン・ジョヴァンニ」はMozartの最も代表的なオペラの一つで、これまでに3回観ました。
1度目は、1987年7月29日にザルツブルグ音楽祭で、映像記録があるあの有名な「カラヤンのドン・ジョヴァンニ」そのものです!
2度目は、1991年8月14日にモーツァルト没後200年のザルツブルグ音楽祭で、リッカルド・ムーティの指揮でした!
3度目は、1996年4月末ごろにウイーン国立歌劇場で、グルベローヴァのドンナ・アンナを聴きましたが、あの歌唱の強烈な印象が、旅の記憶のすべてを覆ってしまっています!!
「ドン・ジョヴァンニ」を考えるとこれらの記憶が蘇ってきて、その後は観る気にならず観ていない!それがぼくにとっての「ドン・ジョヴァンニ」です。
因みに冒頭のテンポは、カラヤンよりムーティの方がかなり早かった(^^♪
堂々としたカラヤンと若々しいムーティ・・・いつまでも堂々と若々しくありたいものです。
【おわり】
posted by yoko at 16:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2023年08月08日

南山城

7月8日から奈良国立博物館で「南山城」展が開催されている。
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これは8月4日(金)で3回目、自転車で行った!

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自転車を停めるのはいつもの池の畔!目立たない!!

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吉村順三の代表作で、これは「西館」

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「東館」との間が入口で、
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エントランスホールにある階段を上って2階の展示室へ

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これほど興味深い展示品が集まった展覧会はそうあるものでない

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因みに「南山城」は、ぼくが生まれてから今日まで、
その周囲を移り住んで今日に至った場所なのだ!
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浄瑠璃寺は年に数回訪れているし、海住山寺や一休寺などもいい!
まるで宝の山みたいなところに居を構えているわけで、
寺巡り〜仏像巡りにいくら長生きしても時間が足りない・・・

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「南山城」を堪能した後は「日本庭園」へ
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庭園から見た「西館」
「シャッター」があるから「窓」!?
内部は「無窓」に改装されているが、外部は元のまま・・・

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「本館」を出て西へ

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重要文化財の「旧本館」は西向きに建っていて、
その背中から「なら仏像館」に入館することになる

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いくつかは「撮影OK」になっていて、
これは中国・唐の時代の「十一面観音菩薩立像」
奈良国立博物館の館蔵品で重要文化財

実は今年の4月から賛助会員になったので、
会員証を提示すれば全館いつでも入館できる!
だから9月3日(日)が会期末のこの「南山城」展も、
今後数回は訪れるつもり・・・
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posted by yoko at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2023年07月24日

2023年7月19日(水)「広島平和記念資料館」再再訪

「広島平和記念資料館」へは、
1996年、2016年、そして今回が3度目
この日の経路は▼この通り・・・
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先ずホテルから「原爆ドーム」を目指す!
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「元安川」に架かる「平和大橋」が遠望できる

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「元安川」左岸沿いに「平和大橋」へ
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「平和大通」と「平和記念公園」
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「平和記念資料館」
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前回2016年8月に訪れたとき「東館」は改修中で入れず、
「本館」も含めて2018年にグランドオープンということ
だったので、ぜひ再訪を!との願いが叶った。
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「音声ガイド」を借り、エスカレーターで一気に2階へ!
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展示は素晴らしく、涙ぐみながらの2時間だった!
外国人がすごく多かった・・・
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展示を見終わると「本館」北面全面の「ギャラリー」へ
8月6日の「平和記念式典」の準備の最中である!
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退館した後「西館」=「国際会議場」を覗く。
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その後「慰霊碑」の方へ
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「広島平和都市記念碑」〜「原爆死没者慰霊碑」
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「祈り」を奉げる人が絶えない
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振り返ると、8月6日の準備がたけなわ・・・
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「原爆の子の像」のある広場の横を抜けて、
「元安橋」を渡って少し行ったところのお店に入り、
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広島らしい「お昼」をいただいた後ホテルに戻り、
預けてあった荷物を引き取って自転車を開き広島駅へ!
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15:03発東京行「のぞみ」に乗車し帰路に

2016年8月22日(月)
https://www.yokogawa-r.com/travel/2016/travel_hiroshima_temp.html

「新居浜・広島_2023年7月18日(火)〜19日(水)」を
https://www.yokogawa-r.com/travel_temp.html
に、近日中にアップする予定です!





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posted by yoko at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車・旅

2023年06月06日

秋篠寺の秘仏

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↑左端に安置されているのが天平時代の名作「伎芸天」
この像を観に訪れる人が絶えない「秋篠寺」は、家から近いこともあって月に一度は訪れているかな・・・
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その「秋篠寺」で年に一日だけ!今日6月6日だけ観れるのが、
「大元堂」に安置されている↑この「大元帥明王」像!!
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奈良市の地図
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本日の自転車での走行経路_時計回りで約6km
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「東門」に到着!車やバスで来た人の多くはここから入るが、
正面の「南門」へ回ることにする。
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正面の「南門」・・・自転車を近くに施錠して
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入門!
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普段より人が多い!
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美しい苔庭
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1000円払って入門すると直ぐに「大師堂」があり、
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お堂に向かって長蛇の列!
6月6日には過去にも何度か来たことがあるけれど、
こんな風景は初めてでビックリ!!
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何と!行列は「本堂」の裏側まで続いていて更にビックリ!!
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行列の進むのは遅く、ようやく「鐘楼」が見えてきた。
この「鐘楼」には特別の思い出が!
今住んでいる家に住み始めたのが1977年12月31日で、
その翌年の大晦日に、妻と一緒に除夜の鐘を突きに来た思い出
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ようやく「本堂」の「前庭」に視界が開けた。
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ちょうど「本堂」の正面
この「本堂」は元は「講堂」で、この場所の南側にあった「金堂」は、ほかのお堂共々1135年の兵火で焼失したとのこと。
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入場したのが9:40ごろで、この写真の撮影時刻は10:18
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もう直ぐ入堂できる!
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「大師堂」に入場したのは10:40頃かな・・・
秘仏、重文「大元帥明王立像」鎌倉時代、木造・彩色
像高229.5_大きくてすごい迫力!!

その後勿論「本堂」にも入り・・・
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料金所を出て「南門」の方へ
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「南門」を出て南へ進み振り返る。いつも電柱に悲しくなる。
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雨も降らず、11:20頃帰宅
正面が1977年12月31日から住んでいる家
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posted by yoko at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2023年05月23日

親鸞聖人生誕850年_その2

今年は親鸞聖人生誕850年!
親鸞聖人といえば浄土真宗で、浄土真宗には「本願寺派」と「大谷派」があることは知っていたが、展覧会情報から「高田派」があることを知った!つまり、これまで知らなかった!!
その本山のあるところで「親鸞と高田本山」という展覧会があることを知り出かけた。

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近鉄特急で津へ!
やってきたのは「アーバンライナー」
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最高級車両で、先端部と最後部はこんな具合!初めて!!
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津駅でJRに乗り換え
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一駅目で下車・・・
県庁の所在地からワンマンカーンとは!ちょっとびっくり!!
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下車したのは「一身田」駅・・・「いっしんでん」と読む。
展覧会に行く前に、高田本山なる「専修寺」を訪れるために!
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駅からほんの数分で「専修寺」に到着
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堂々たる「山門」の正面に「本堂」がある
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手前(東)が「本堂」で、左(西)が「如来堂」
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「如来堂」を前面道路に面した「唐門」から見る
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「専修寺」を後に展覧会のある方へ・・・田植えが始まっている
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文化施設の集まる丘陵地帯が見えてくる
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展覧会のある「三重県総合博物館」=MieMuに到着
この辺りに図書館や大中小ホールなどが集まって建っている!
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この度の「親鸞聖人生誕850年」を機会に多く建築・美術に触れることになったが、
中でも、親鸞聖人を扱った「絵伝」の多いことに驚かされた。
posted by yoko at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

親鸞聖人生誕850年_その1

今年は親鸞聖人生誕850年!
あちこちでお祝いの行事や催事が行われていて、京都国立博物館では3月25日から5月21日まで「親鸞・生涯と名宝」展が開催されていた。
ぼくが訪れたのは4月14日!1か月以上前のことで、分厚い図録は3,000円だった!!
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次に訪れたのは「西本願寺」で5月16日のこと!
前回のブログで紹介した「東寺」訪問の後のことである。
「東寺」を後にして北へ、JRをくぐり「七条通」に出て、
「本願寺下間大門=猪熊門」へ
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門をくぐって「龍谷大学大宮キャンパス」を通過・・・
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重要文化財◎「大宮本館=南黌」
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「龍谷大学キャンパス」を抜けると「唐門」
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「堀川通」に出ると旗がはためいており、
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向かいに「龍谷ミュージアム」がある!
日建設計の設計で、担当はかつての同僚の赤木隆君!
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親鸞と聖徳太子の縁をよく認識できた展覧会だった!
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「シアター」での上演が終わるとスクリーンが上がって、
「御影堂」が目に飛び込む!という、ここでこそできる演出!!
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その後「堀川通」を渡ると、
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正面にあるのが「太鼓楼」
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そこから歩道を南へ、
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「阿弥陀堂門」から入るのだが、自転車と一緒には入れないので、
自転車を内緒の場所に隠し!
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「阿弥陀堂」に向かって入門。
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「御影堂」では3月29日から法要が行われていて、
この日は[第4期]の最終日!
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ちょうど法要が始まるところでほぼ満席!
席に番号が付いていて予約した人たちが全国から参集!
たまたま空席があったので厚かましくもしばらく拝観!?
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夕刻、この日一日を振り返りながら帰路に!

国宝の「西本願寺・御影堂」は1999年から2008年の間約10年をかけて解体修理されたのだが、
その時日建設計が工事の監修・監理を行ったのだが、かつての同僚の二宮彰君が日本建築に精通しているということで現場に常駐し、見学の案内もしてくれたのだが、その彼は、その後「肺気腫」を発症し若くして逝ってしまった!
何という巡り合わせか!と、法要の時は彼を瞼に浮かべて冥福を祈った!


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posted by yoko at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2023年05月22日

弘法大師生誕1250年!

今年は弘法大師空海生誕1250年!
あちこちで行われている親鸞聖人生誕850年を祝う行事に比べると特に目立ったものはないようなのだが、ここ東寺では「弘法大師行状絵巻」が公開されているので訪れた。尤も東寺は大好きなので年に数回は訪れるのだが・・・
近鉄「東寺」駅を下車し、「五重塔」を眺めながら「九条通」を西へ・・・
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やがて「南大門」が見えてくる。

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「東寺」では気軽に自転車を持ち込める!

↓これが「境内図」
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下部中央が」南大門」↑
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「金堂」の西側を北へ進む。
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「講堂」の北側に「拝観受付」がある。

「五重塔」の初層が公開されていてワクワク
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この「五重塔」は塔頂迄55m、塔身の高さが40mあり、
日頃見なれているん「興福寺」よりかなり大きく感じる!
因みに「興福寺」のそれらは50mと36mほどかな・・・

いよいよ初層の中へ!
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↑ここに詳しく解説がされているが、
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これは某誌より拝借!

ともかく美しくて夢のような空間・・・
心柱は四角かった!一方、薬師寺東塔は丸かった!!
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これは「東寺」のパンフレットより・・・
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「金堂」正面、御本尊のお薬師様の見える窓がある!
「東大寺」の「大仏殿」を思い出す!!
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iPhoneで「講堂」を撮る!立入禁止柵を背に撮るも、両端が切れる!!
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中は、日本一豪華な仏像群!
この「立体曼荼羅」の写真は「東寺」のパンフレットより。
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つぎに「宝物館」へ
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「弘法大師行状絵巻の修理完成記念展
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次に「宝物館」の北隣の「観智院」へ

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これだけでもすごい「別格本山」真言宗の勧学院
お庭から「五重塔」が見える。

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寺域の北端、「九条通」に面した「北総門」から南を見る!
正面に「北大門」の屋根が見えている。
「北大門」の左手前に「観智院」がある。

この後、親鸞聖人生誕1250年の行事に沸く「西本願寺」と「龍谷ミュージアム」を訪れたのだが、その報告は改めて・・・
夕刻近鉄特急に乗り帰路に。5月11日のことでした。
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近鉄の車窓から見える「東寺」の「五重塔」は生まれて初めて見た「五重塔」で、幼少のころもよく見た塔だ!
幼いころ何度も親に連れられ奈良電で京都に来た時と同じ風景で、奈良電:奈良電気鉄道が1920年代に京都駅まで繋がった時から高架だったから、そういうことになったわけである!!!なんともすごいおはなし(*_*)
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posted by yoko at 21:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 建築

2023年04月21日

薬師寺東塔落慶法要



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コロナのため3年遅れてようやく今日を迎えた!
解体修理が始まったのが2011年だから、寄付をしたのはそれより前ということになるが・・・いつのことだか・・・
参列のご案内が来て5日のうちの初日を希望したら希望通りになった!

参列するからには先ず大池越しに眺めてから!
受付開始が9時ということなので7時50分ごろに家を出発、
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20分ほどで大池に到着!
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あいにく霞がかかっていて、若草山や大仏殿は見えないが・・・

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↑解体修理後の東塔!
右の写真は1872年のもので、その後1898年に解体修理され、
今回の解体修理まではその東塔を見ていたのだが、

その写真が見つかった!!
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2011年3月10日の写真で講堂から南を見る!左が東塔!!
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011年3月10日の東塔!
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その後このようになった!
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これは2015年3月27日の修二会花会式の様子

さて本日・・・
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2000席で5日間だから延一万人が参列することに・・・

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受付開始10分前で既に長蛇の列
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受付を済ませて会場へ!
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法要は10時に始まり12時ごろ終了!
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1300年前と同じものを見ているという感動!
この相輪の下=心柱の足元がどうなったかというと・・・
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腐食していた根元を新たな部材でう埋木された!
ただただ感動の一言に尽きる!!
いただいた冊子に掲載されている写真を転載しました。。。

さてその東塔の中へ・・・
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順番にといっても2000人なのでいつ回ってくるか!?
回ってきても後ろの人を気にしながらでは落ち着かないし・・・

4月28日から来年1月15日まで一般公開されるとのことなので、
改めて訪れることにしました。
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posted by yoko at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2023年03月29日

佐保川の桜

「大佛鉄道記念公園」の桜は今まさに満開!!
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「大佛鉄道記念公園」は、近鉄奈良駅の北西方向近く
「船橋商店街」の北へ行った突き当りにある。

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今日は好天なので相棒に折りたたみ自転車を同伴し、
佐保川の桜の様子を見にやってきた!
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撮影時刻‗11:49
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そのスタートとなるのが「大佛鉄道記念公園」なのである!
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見事な「枝垂桜」
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ここから下流は川の両岸が桜並木で、
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ところどころにある河川敷の公園はこの賑わい!
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右岸をしばらく行くと
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「川路桜」という170年の長寿桜がの大木があり、
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少し行くと、
ゴトンゴトンと電車が奈良駅の方へ走り去った!
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JR大和路線&JR奈良線・・・重複区間・・・
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線路を渡った直後にまたゴトンゴトン!
振り返ると、今度は京都方向に電車が走ってきた!!
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の辺りから西の方を見ると、
はるか彼方に生駒山山頂のTV塔群が見える
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川は一段下がって
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近鉄奈良線をくぐり抜け
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人工的に整備されて
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緩やかに弧を描きながら南下
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川沿いには遊歩道が整備され
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ところどころに河川敷公園が設けられているが
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やがて国道24号線が見えてきて、
これまでは毎年あの辺りで引き返したのだが、
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今日は引き返さずに秋篠川との合流点まで行った
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合流点で右折!つまり西へ向かうことになるのだが、
この秋篠川沿いの道は、昔、大和郡山へ行く時によく通った道だ!
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ここは大和郡山市! 奈良市ではないのだ(◎_◎;)
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秋篠川を上流へと辿ると、左岸側に屋内プールが!
ここは「九条公園」の「九条スポーツセンター」で、
ここのプールには何十年前だか・・・一度泳ぎに来たことがある!!
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秋篠川右岸を上流へ
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すると「平城京西市船着場跡」というのがあって、
「秋篠川は平城京造営時に条坊にあわせて直線化された人工河川・・・」
と記載されていて・・・平城京って1200年以上前でしょ(◎_◎;)
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秋篠川沿いには桜どころか木が少ない!
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やがて薬師寺が見えてきて
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南門の前に到着!
いつもだったら南門前の駐輪場に自転車を止めて薬師寺を拝観し、
その後唐招提寺にも行くところだが、
今日は「桜」が主役なので、もう帰ろう!


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いうことで、近鉄西ノ京駅へ直行!
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近鉄橿原線西ノ京駅東口の全景
駅の改札は地下通路に面してあり、地上には
高さの異なる2棟が並んでいて何ともユーモラス!
後から建てた右側のエレベーター棟が、
機械の大きさの関係で階段棟より高くなったのだろう!
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自転車を折りたたんで輪講袋に入れ、
エレベーターでホームに上がったら、
ちょうど電車だやって来ました・・・午後3時の少し前・・・
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本日記録
近鉄奈良駅〜西ノ京駅の走行距離は約12q弱
因みに、近鉄菖蒲池駅〜自宅は≒1.4q
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2023年02月19日

初めて!?かもしれない「平安神宮」


先日_2/17(金)、お天気が良くて寒さが和らいだので、
京都の「岡ア公園」まで出かけた!
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今更ながらの見慣れた景色
平安神宮の「大鳥居」と奥の「應天門」
岡ア公園へは、
子供のころ「アイススケート場」によく来たし、
学生時代は京都会館での「京響」定期演奏会に毎月通ったし、
今も二つの美術館へはの5~10回ぐらいは来ているかな・・・
なので「平安神宮」はいつも身近な存在で、
子供の頃には親に連れられて来て参拝もしたはず・・・

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「大鳥居」の左手、西側に「京都国立近代美術館」があり、

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今開催中の「甲斐荘楠音の全貌」展を観るのが、
この日「岡ア公園」を訪れた目的・・・
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入館したのが10:30頃で、
午後1時頃全館を見終わって4階の窓から東を見る!
向かいの京セラ美術館では先週まで
「アンディ・ウォーホル」展をやっていたのだが、
TVでの充実した紹介をしっかり観たこともあり、
行く気が起こらないまま・・・会期が終わってしまった!

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時間節約のため1階の「カフェ」で昼食を済ませ、
先日[BS朝日」の「京都ぶらり探訪」というテレビ番組で
「平安神宮」のことを詳しく解説していて興味がわいたので、
久々に「平安神宮」に参拝することに・・・

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参道をしばらく北へ進んで、後ろを見返す!

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北正面に「應天門」!

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参道左手=西側の「手水舎」では、
センサーで自動的に水が流れ出る!

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「應天門」の手前左(西)の駐輪場に自転車をロックし、

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場内へ・・・「拝殿」まで直進して「二礼二拍一礼」

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色あせた「案内板」!
「拝殿」で参拝を済ませた後「神苑」に入ることに!
ここは有料で600円!
西側に入口があり、順路は時計回りになっている

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入って直ぐに電車があって(◎_◎;)!

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「平安神宮」は、
平安遷都1100年記念に開催された博覧会のシンボルだった!
京都駅から「平安神宮」まで走ったのがこの電車という訳!
50数年前の学生時代にもまだ電車が走っていたな・・・

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梅の花が見頃・・・
しだれ桜の樹がたくさんあったので春に再訪しよう!

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東側の「栖鳳池」の岸に佇む、
右手前が「尚美館(貴賓館)」、奥が「泰平閣(橋殿)」


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「天平閣」の向こうの山の頂に見えるのは、

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「青蓮院門跡・将軍塚清瀧殿」で「国宝・青不動」がある!

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向こうの「尚美館」の縁側からこちらの「泰平閣」を見ると!

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この様に見える!
これは先日のTV放送の画像★だが、池に映る「泰平閣」

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これもTVの画像★で、以下同じ

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部屋の中★

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部屋の中から見たお庭★

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1時間ほどかけて「神苑」を一周!

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「神苑」は初めて!と確信!!

因みに、
明治以降に建てられた代表的な神宮を整理すると、
1890年_明治23年:橿原神宮(御祭神:神武天皇)
1895年_明治28年:平安神宮(桓武天皇と孝明天皇_平安時代最初と最後の天皇)
1920年_大正 9年:明治神宮(明治天皇と昭憲皇太后)
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近代美術館で観たのは↓これ!
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この画家の名前は甲斐荘楠音(かいのしょうただおと)
一昨年大阪歴史博物館で開催された「あやしい絵」展で
10点近く紹介されてされたのを機会に初めて知った画家!
その後あべのハルカス美術館での「コレクター福富太郎の眼」展でも観ました。
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特にこの気持ち悪い絵は記憶に残っていて忘れることができませんが、
代表作はというと、次の「横櫛」などだそうです!
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「横櫛」1918年_作者24歳の時の作品
posted by yoko at 11:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 美術