2023年01月13日

春日大社へ初詣



奈良国立博物館で開催中の「春日大社_国宝展」と、
春日大社国宝殿で開催中の「杉本博司_春日神霊の御生(みあれ)展」に行ってきた_昨日=1月12日(木)のこと!
01.jpg
奈良国立博物館→春日大社大宮→若宮→国宝館の順

02.jpg
昨年10月に完了した若宮の20年に一度の式年造替
その記念特別展も会期はあとわずか!

03.jpg
珍しいものがたくさんあり、これは面白かった!
「平安の正倉院」とは・・・「なるほど」と思った!!

04.jpg
中央入口左の「本館」での本展に加えて、
右の西新館で「仏教美術の名品展」がありこれもよかった。
「プレミアムカード」の入場枠に余裕があるので再訪しよう。
12時に入館して、出た時には14時を過ぎていた。。

05.jpg
博物館の南側、春日大社の参道に出て東へ・・・

06.jpg
鹿さんに求められて!?思わず1カット

07.jpg
やがて「二之鳥居」へ

08.jpg
この階段を上って「大宮」に参拝し、

09.jpg
階段下まで戻って右手=南へ

10.jpg
これまであまり来たことのなかった「若宮」へ

11.jpg
次に向かったのは「国宝館」

12.jpg
時と場所を得た展覧会に感服!!
こちらの会期は3月13日までなので、
再訪どころか何度も来たいと思った!!

13.jpg
参道を西に向かって帰路に・・・
「一之鳥居」が見えてくるころ、既に午後4時を過ぎていた。

写真には写っていないけれど、実は折りたたみ自転車連れ
さすがに今から家まで自転車はきついので、
近鉄奈良駅〜菖蒲池駅は輪行して帰りました。
posted by yoko at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2022年12月16日

12月16日は、一年に一度の東大寺_

04..JPG
今日_12月16日は一年のうちこの日だけ、
東大寺の三体の秘仏が一日に限って拝観できる日だ!

01.JPG
寒いので、
相棒の自転車をたたんで電車に乗り奈良へ!
02.jpg
終点の「近鉄奈良駅」から東大寺を目指す!
正面に若草山が!!
03.jpg
「戒壇院」前の緩やかな坂から「大仏殿」が見えて来る
04.JPG
「大仏殿」の前を通って三つのお堂を目指す
「俊乗堂」「開山堂」「法華堂」へは緩やかな上り
05.jpg
「俊乗堂」正面の階段、たくさんの人たちが見える
自転車なので左方向_緩い上り坂の道に迂回する
06.jpg
「俊乗堂」のある広場に到着
07.jpg
先ず受付を済ませ・・・¥600は三堂とも同じ!
08.jpg
列の最後尾に並ぶ
09.jpg
「重源上人像」は一年ぶり・・・
10.jpg
↑この2体も・・・特に快慶作の「阿弥陀如来坐像」が好き!
11.jpg
同じ広場にある「念仏堂」も開扉されているので覗く!
12.jpg
さて次は「法華堂」の方へ
「開山堂」はこの左側_西側にある
13.jpg

こちらの「良弁上人坐像」も一年ぶり

14.jpg
お庭にこんな「碑」があった!
15.jpg
拝観を済ませた人たち!
16.jpg
出口の方へ!「二月堂」が見える。
17.jpg
三つ目の「法華堂」で、受付を済ませて最後尾に付く
ここは多くて、20人ずつ時間を区切っての拝観!
18.jpg
国宝の諸仏九体はたびたび拝観させていただいているが、
秘仏の「執金剛神」ばかりは一年でこの日だけ!
今年はよい順番で入堂できたので、ベストの位置で観れた!
19.jpg
拝観を終えて出たところ・・・
20.jpg
帰路・・・境内にはまだ紅葉の名残が・・・
21.jpg
「鏡池」の前まで戻り、切り株があったので腰をかけて、
買ってあったおにぎり2個の昼食!
22.jpg
ここは修学旅行の記念写真の場所・・・次々に・・・
23.jpg
下のmap中央から↓下=「南大門」方向を見たところ
右手の「東大寺ミュージアム」がある場所は
中学時代の3年間通った「青々中学校」があった場所で、
これが縁で奈良に移り住んで本年末で45年!
奈良での幸福な晩年に感謝!これも大仏様のおかげ!!
24.JPG

反対の↑北方向=「大仏殿」を見る!
25.jpg
観光客も少しずつ増えてきているようでうれしい!
26.JPG
本日の自転車走行経路・・・
帰路は「平城宮跡」を通って家まで!

posted by yoko at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2022年11月04日

正倉院展へ行ってきました

朝8:30頃自転車で家を出発、
近鉄奈良線_菖蒲池駅8:39発〜乗換え無し〜奈良駅8:48着
「東向き商店街」を経由して興福寺境内へ行くと・・・
01.JPEG

02.JPEG
北円堂が特別開扉中!

03.JPEG
迷わず中へ!

04-01.jpg
04-02.jpg
無著・世親菩薩立像はじめ、大好きな国宝仏がずらり・・・
尤もここへは毎年必ず入堂しています!

05.JPEG
北円堂を出て境内を東へ!
五重塔と南円堂の間を抜けて奈良国立博物館へ向かうのだが、
五重塔は改修工事が始まったら当分見れなくなるな〜
また見れる時まで長生きしたいな〜と思って久しいが、
改修工事はいつ始まるのかな!?

奈良国立博物館でいつも自転車を止める池の畔は
06.JPEG
正倉院展中は駐輪禁止!

07.JPEG
で、ずいぶん離れた駐輪場に留めて

入口の方を見ると
08.JPEG
毎年同様長蛇の列!

09.jpg
観覧には「前売日時指定券」の予約・発券が必要!とのこと

10.JPEG
現在時刻9時半で、開館時間は9時から順次入場している模様
当の本人はというと・・・左手の講堂へ
プレミアム会員対象の「特別鑑賞会」へ行くところ
定員90名、応募700名近くから抽選に当たった!
10時から作品解説を受けた後自由観覧・・・

11.jpg
毎年新たな驚きを感じるのだが、今年も改めて・・・
で、写真ど真ん中右下の「銀壺(ぎんこ)」が凄かった!!
肉眼ではよく見えないが、いつもの秘密兵器持参!
ペンタックスの50cmまで焦点の合う双眼鏡で
驚異の粒々模様もハッキリ見ましたよ!

ところで、↓これを見た時
11-2_38.暈繝錦几褥(うんげんにしきのきじょく):錦の上敷き.jpg
暈繝錦几褥(うんげんにしきのきじょく)_錦の上敷き

↓これを思い出しました!
11-3.jpg
今日もっとも注目を集める画家ゲルハルト・リヒター。
と、展覧会のチラシにありました!
それから・・・
ぼくが子供のころから大好きな画家ポール・クレー
を連想させるモチーフもいっぱいありました!!

さてさて・・・
12.JPEG
見終わって館を出た12:20頃、相変わらず絶えない長蛇の列、
閉館が午後6時なので午後5時ごろまで続くのかな!?

正倉院展を観た後あちこち巡るつもりだったが、
せっかくの感銘を乱したくないのでそれはヤメて、
家まで自転車でのんびり帰ることにしました。
と!
13.JPEG
朝は気が付かなかったテントと大勢の人たち!

14.JPG
博物館の西側=県庁の南側で何やらやってる!

15.JPEG
NARA FOOD FESTIVAL 2020 でした!
ここを横目に見て通過し、

途中コンビニでおにぎりを買って佐保川の堤でいただき、
平城宮跡へ
16.JPEG
朱雀門を眺めながら少しウトウト・・

17.JPEG
その後近鉄奈良線を渡って・・・
平城宮跡が見つかって史跡指定を受けたのが100年前の1922年
近鉄奈良線が開通したのは1914年
だから近鉄は世界遺産を横切る珍しい鉄道になった訳です!

↓本日の帰路_コースはほぼいつも通りで、約13km
18.JPG
posted by yoko at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2022年10月23日

今井町の秋祭り

今井町で「秋祭り」があるのを知り、行ってきた!
01.jpg
近鉄橿原線「八木西口駅」で下車、町は駅の南西側にある。

02.jpg
線路を横切る地下の自由通路に改札がある
03.jpg
今井町の北側にはJR万葉まほろば線が走っている
04.jpg
町の東側の大通りの南の外れにある「まちなみ交流センター」
05.jpg
明治36年に建設された「高市郡教育博物館」が、
現在今井町の資料館となっていて、
06.jpg
今井町の特徴がジオラマで学べる。
07.jpg
このような幅の道が縦横に整然と並ぶまちなみ!

寺内町として成立した今井町の中核となった「称念寺」
08.jpg
10数年前には傾きかけていた本堂も、
今年_2022年の3月に修復工事が完了!
09.jpg
この本堂は◎重要文化財で、
昨日の10時〜12時と本日の10時〜16時が見学会!
これも今日今井町を訪れる動機となった!!
10.jpg
お昼過ぎ、町の南西端にある「春日神社」から
「地車(だんじり)」が外周道路を動き出す!
11.jpg
背後に見えるのは「畝傍山」で、ふもとに「橿原神宮」がある
12.jpg
今井町で一番有名な「今西家住宅」の横を通って町中へ・・・
13.jpg
14.jpg
狭い道を直角に方向転換するのだが、
15.jpg
車輪は円筒形で直進しかできず、力ずくへ引き回すことになり
16.jpg
路面に木の轍(わだち)が残る!
17.jpg
お祭りなので、軒先に紅い提灯がぶら下げられている
18.JPG
町内をぐるぐる回って東の大通りに出たところで、
だんじりに同行するのは切り上げ!午後3時ごろだったか・・・
この後だんじりは南の外周道路を西へ向かい、
午后4時に春日神社に宮入、収蔵庫に収められる予定!

下指差しこれが本日の歩行ルートで、右上が起点の近鉄「八木西口駅」
19.JPG
CLICKして拡大の上ご覧ください!
下指差し同じ場所の航空写真です
20..JPG

以下に「パンフレット」を掲載します。
今井町_01.jpg

今井町_02.jpg

今井町_03.jpg
続きを読む
posted by yoko at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ

2022年09月26日

兵庫県立美術館へ行ってきました

9月25日の日曜日・・・幸い好天なので、待ちに待った!ボストン美術館所蔵「刀剣と浮世絵」展が開催されている「兵庫県立美術館」へ行ってきた。

01.jpg
「刀剣」と「鐔」と、浮世絵の「武者絵」という、珍しくも絶妙の組み合わせの展覧会で、ボストンからはるばる里帰り!というのが、悔しくもおもしろい!!

02.JPG
近鉄奈良線と阪神電車がつながったのが2009年で、それまでは甲子園も、ましてや神戸は、奈良からは本当に遠かった!
その甲子園駅を通過して・・・

03.JPG
終点の「神戸三宮」駅の一つ手前の「岩屋」駅で下車したのは10時ごろだったかな・・・

04.JPG
「岩屋」駅は「ミュージアムロード」のほぼ中間地点で、

05.JPG
山の方へ北上するとJR「灘」駅があり、エレベーターで昇降して改札階の自由通路を通り抜け

06.JPG
さらに北上した突き当りが「王子公園・動物園」

07.JPG
そこを左折すると

08.JPG
昔よく来た村野藤吾の名作!旧「兵庫県立近代美術館」が、
あった!!

09.JPG
名前は「兵庫県立美術館王子分館_原田の森ギャラリー」と変わっているが、建物は健在だ!!

10.JPG
白い箱状の展示空間が柱で支えられて、空中に浮いている!

11.JPG
中も明るく気持ちが良い!

12.JPG
2階の展示室の床を支えるために小柱が建てられている。
こうすると2階の床梁が小さく出来て、2階までのスロープを短くできるのだ!!

13.JPG
2階の展示室はちょうど展示の準備中で、
入ったすぐのところに展示パネルが立てられていた

14.JPG
この明るい天井照明の下で何度となく展示作品を見たは何十年も前のこと・・・懐かしい・・・

15.JPG
旧「近代美術館」を出て、海の方へ戻る!
お昼時だったので、途中コンビニで「おにぎり」を買って通り道の公園で食べ、JR「灘」駅の自由通路を逆方向に通過してさらに南下

16.JPG
屋上に彫刻が乗っているのが「兵庫県立美術館」

17.JPG
威容が目の前に!
屋根に載っているのは、フロレンティン・ホフマンというアーティストの巨大なカエルのオブジェ!だって!

18.JPG
空から!赤丸のところが通り抜けの半屋外空間

19.JPG
横断歩道橋の踊り場の下が自転車置き場に使われているのだが、
チェーンロックの相手が無くていつも困る・・・

20.JPG
いつものように建物中央の半屋外空間を海の方へ
突き当りを右折するとエントランスホールで、
21.JPG
入場料が70歳以上は半額なので1,800/2=900円!
兵庫県民に限らず!というところがすごいといつも感心!感謝!!

22.JPG
いつもの通り「コインロッカー」に荷物を預け、
すぐそばのエレベーターで3階へ

23.JPG
エレベーターを降りて

24.JPG
展示室の方へ
いつものことながら、紹介番組のTV録画でしっかり予習した上での鑑賞だ!

25.JPG
天井が高くて明るい展示室

26.JPG
巨大な彫刻もユウユウの大空間!
最近開館した大阪中之島美術館もそうだが、巨大な展示空間は小さな展示作品を身近に感じにくくするような気がする。
今回はデリケートな作品ばかりで点数も百数十点に及び、あまりの多さに途中でくたびれてしまって・・・
豪華な図録が販売されているので、改めてゆっくり楽しめば!と思ってしまった

27.JPG
1階に下りて出口の前のミュージアムショップに寄り、

28.jpg
豪華な図録¥3,300を購入

29.JPG
中央を貫く半屋外空間を山の方へ〜出口の方へ戻り

30.JPG
外へ出て振り返ると大きな階段とスロープがあって、これを昇ると海が見えるのだろうけれども、昇る気がしなくて、海は見たかったが見えなかった!
◆◆◆
この「兵庫県立美術館」の設計者は言わずと知れた安藤忠雄さんなのだが、確か1990年代の半ば〜後半だったかに指名設計競技が行われて選ばれたのだった。
設計競技に指名を受けたのは当時のそうそうたる建築家たち6〜7名!?で、まだご存命だった丹下健三さんも自らプレゼンテーターとして出席されたのを覚えている!
我が日建設計はぼくがプレゼンテーターで、審査委員長は内井昭三さんだった。
我が提案の重要なキーワードの一つは「海の方へ・・・」で、海を見たくなるこの場所で「海の方へ」向かっているうちに自然に美術館の中へ導かれる!そんなアプローチを提案したことが、この美術館を訪れるたびに思い出されるのだが、海は見えない!!
安藤さんの作品の多くは見ていると思うのだが、昔・・・30年ぐらい前!?北海道に行った時、トマムの「水の教会」を訪れて感動したし、「司馬遼太郎記念館」もできてすぐに見に行ったと思う。比較的小さなものの方が好きだな・・・

31.JPG
これがこの日の移動ルートで、午後2時半ごろに岩屋で帰りの電車に乗ったかな・・・
因みに「ミュージアムロード」の南北間距離は約1.2q

32.JPG
ところで今東京では ↑ こんな展覧会をやっていて10月2日が最終日で、巡回展はなくボストンに戻る予定らしい。
2年前に「ボストン美術館所蔵日本絵画名品展2020」が企画されていて巡回展も予定されていたので、「平治物語絵巻」や「吉備大臣入唐絵巻」も観れるところだったのに、コロナで延期になってこの「東京都美術館」のみになったらしく残念!

尤も「絵巻物」などの平面作品は、パソコンと大型のディスプレイで結構楽しんでいます(*^-^*)
posted by yoko at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2022年08月16日

近鉄特急「あおによし」に乗りました!



今日は朝から相棒の「折りたたみ自転車」と一緒に京都へ!
01.JPEG
先ず京都国立近代美術館で「清水九兵衛展」を観る
02.JPEG
今年が生誕100周年!2006年前に84歳で亡くなられた・・・
03.JPEG
展示室に作品が一杯で窮屈・・・
04.jpg
普段は京都駅や京都文化博物館でおなじみ・・・
05.JPG
これは2010年4月28日「札幌芸術の森」にて
白いのは新宮晋の動く彫刻
05-2.JPG
4月末なのに雪が残っていたのだ・・・
06.JPEG
次に行ったのは京都国立博物館で
07.JPEG
どちらも大好きで「特別開扉日」には必ず行くお寺!
観心寺の「◉如意輪観音像」は模刻像があったのと
金剛寺の「◉日月四季山水図屏風」はズバリあったのだが、
展示ケースのガラス越しなので、
毎年特別開扉される時に観る方がありがたく感じる・・・
08.jpg
本日の走行経路はいつもと同じで、
先ず近鉄と京都地下鉄を乗り継ぎ東西線東山駅下車
お昼は円山公園で東山を眺めながらいただくことが多い!
帰りはいつも京都駅から「近鉄特急」に乗るだが、
09.JPEG
今話題の大阪行き「あおによし」に乗ることに!
10.JPEG
最後尾右側の2席だけが空いていて・・・
11.JPEG
これが最後の2席!これで完売!!
一人席はない・・・つまり購入できない!
一人旅の老人は、宿の予約同様二人分・・・
12.JPEG
二人目の子供料金も加えて購入し奈良まで行くことに!
13.JPEG
15:20発で直ぐ右手に東寺の五重塔が見えるのだが、
幼い頃から同じ高さに見えていた記憶があるのだが、それは
最初に「奈良電」が開通した時から高架だったから!!
14.JPEG
平城宮跡を通過!
15.JPEG
15:56近鉄奈良駅に到着!この後大阪難波へ向かうのだが、
車内に乗り続ける人がいる一方、
ここで降りた人とここから乗る人や見物する人で、
駅のホームはごったがえ!!
ぼく自身は「各停」に乗り替え「菖蒲池」で下車し帰宅
近鉄特急「あおによし」乗車体験付きの京都散策でした
(*^-^*)


posted by yoko at 23:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 美術

2022年07月24日

ほとけさま

久しぶりに奈良博(※「奈良国立博物館」の略称)へ行った。

01.JPG
コインロッカーは、いつも西側の「なら仏像館」↑のを使う。

02.JPG
今日のお目当ては東新館で開催中のあれ!!

03.jpg
7月16日から開催中の「はっけん!ほとけさまのかたち」展

ポスター〜チラシでアピールしての通り
「夏休み中のこどもたちもいらっしゃ〜い!」らしく、
04.jpg
「クイズ帳」をいただけて、それ片手にほとけさまを一巡!

↓このような設問がQ1からQ8まで8問あり、
05.jpg
拡大鏡で細部を観察して無事8問正解!
こういう鑑賞のさせ方はお見事というほかなく感服!!
「奈良博」はいい・・・
「東博」「京博」にはこんなのありません!!!

迷わず図録を購入。
06.jpg

07.jpg
図録もポスターやチラシ同様一見子供向き風をしているけれど、
内容はもちろん本格的で、これもお見事!

08.jpg
例えばお馴染み「元興寺の国宝・薬師如来像」も、
これまで何度となく見てきたのに改めて感銘を受ける。

09.jpg
十一面観音菩薩もこんな具合・・・
ガイドさんに聞いたところ奈良博のスタッフ〜学芸員の中に
このようはイラスト〜解説のうまい方がおられるとか・・・
そういえばいつのころからかこれらのいわゆる「ゆるキャラ」
が使われていてすっかりおなじみに・・・で、調べて分かった!
教育室の翁みほりさん!
奈良女から奈良博へ、そして「ゆるキャラ」出現!!

この展覧会は「特別展」ではなく「平常展」なので、
これがあれば何度でも見れる。
10.jpg

11.jpg

↓この「ワークショップ」も終わってから知ったので、
12.jpg
まだ1か月以上ある会期中に、何度か再訪することにします!
続きを読む
posted by yoko at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2022年06月10日

鏑木清方展へ行ってきました!

昨日「鏑木清方展」へ行ってきました!
★画像はクリックするとすべて拡大されます!
001.jpg
美人画といえば何といっても上村松園!
それから・・・鏑木清方という画家もいたな・・・という程度の認識だったのがとんでもない!!
しっかり予習をしてから行ったお陰もあり、美人画という範疇にとても収まらない!鏑木清方(1878-1972)という画家に感銘を受けました。
因みに常日頃、NHKの「日曜美術館」やテレビ東京の「美の巨人たち」などの美術展情報のテレビ録画は欠かさず行っていて、
今回の「鏑木清方展」は山田五郎さん解説のBS日テレ「ぶらぶら美術館・博物館」の東京国立近代美術館での展覧会を収録したものでじっくり予習しておいたのが良かった。
この日観た中で一点とりあげるならこの「ためさる」という作品!1918年(40歳)の作品
★キャプションはガラス面にシールで見やすい上、何と制作年制作した年齢が併記したあった!!
で、この「ためさる」という作品は、長崎の丸山という遊郭の遊女さんが年に一度「踏み絵」をさせられる情景を描いたもので、左幅+右幅セットで観れると思っていたら、左幅のみの展示でがっかり!!
002.jpg
着物には細かい柄が描かれているのだが、展示ケースの奥行が深いため肉眼では着物の柄は判別困難で、気が付かない人が多いのでは・・・簪の細かい描写のテクニックもすごい!

勿論僕の場合はいつもこの双眼鏡を持参しているので大丈夫!
002-01.JPG
このペンタックスの遠近両用の双眼鏡は50pまで焦点が合う!

180度見開き出来るタイプの見やすい図録なので買ってしまった。
002-02.jpg
でも、着物の柄などは全く判別できず、拡大写真も載っていないので、テレビ録画は宝物!という感じです。

さて、本日の自転車での行程は・・・
近鉄京都線〜京都市営地下鉄の烏丸線と東西線を乗り継いで、9時40分ごろ東山駅を下車、自転車を組み立ててスタート。
三条通りを東へ
003.JPG

神宮道を北へ
004.jpg

京都国立近代美術館
005.jpg

本展最大の話題作がお出迎え!
006.jpg
左から「浜町河岸」/「築地明石町」/「新富町」
入館したのは10時ごろで「鏑木清方展」を満喫

受けた感銘を大切にしたいので、同時開催の展覧会や館蔵展を見るのはやめ、館を出たのは12時過ぎかな・・・
神宮道を南へ走り
007.jpg
知恩院の前を通って岡ア公園へ到着
東山を眺めながら、コンビニで買ったおにぎりをいただく

さらに南へ走り、
008.jpg
↑この看板の左端が「現在位置」で、右方向へ南下

「ねねの道」を南下・・・左手=東側に「高台寺」がある
009.jpg

南下の後右折・左折・右折で正面に「八坂の塔」
010.jpg
正しくは「法観寺の五重塔」

その後もお決まりの道を南下し、「京都国立博物館」前に到着。
今は幸いというか展覧会はやっていないが、
011.jpg
次の特別展「観心寺と金剛寺」は7月30日から。
それにしても電柱の酷いこと!

京博には度々訪れるので「三十三間堂」の前を通る訳だが、「展覧会」とは組み合わせが悪いのでいつも通り過ぎるばかり
でも今日は「展覧会」が無いので「三十三間堂」を楽しむことにする!
012.jpg
久しぶり・・・
でも京都だったらここと「東寺」には年に一回は入らないと!!

013.jpg

014.jpg
堂内の仏像の素晴らしさはもちろんだが、東面の紙障子からの光もあってか仏像が本当に良く見えて素晴らしい!
東寺の講堂、興福寺の東金堂、東大寺の法華堂などよりずっとよく見えて素晴らしく、日本一では!?

堂内を一周した後は、お堂の周りを時計回りの一周。
015.jpg
東正面

118mもある!
016.jpg
             ↑クリック

020.JPG
地図上の青いラインが自転車の行程で、走行距離は5kmほどかな・・・
午後2時半ごろ京都駅に到着し、14:50発奈良行きの近鉄特急で帰路に。






posted by yoko at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2022年06月06日

秋篠寺「大元帥明王」年に一度の御開帳

今日6月6日は特別な日!
秋篠寺の「大元帥明王」の年に一度の御開帳の日で、
去年はコロナで中止だったので、本当に久しぶり!!
秋篠寺は家から東へ2km程かな・・・
01.JPG

あいにくの小雨交じりの中を自転車で・・・
02.jpg

「南門」から境内へ入ると
03.jpg

緑のトンネルがまっすぐ延びていて、
北の突き当りを右に曲がると「東門」があり、
駐車場やバス停からの人は「東門」から入る。
04.jpg
中ほどを左折すると「拝観用入口」がある。
秋篠寺には月に1〜2度は必ず訪れる大好きなお寺!
05.jpg
「本堂」は国宝で、

堂内に安置されている諸仏の中でも、
この「伎芸天」はとりわけ人気が高いのだが、
06.jpg
国宝ではなく重要文化財にとどまっているのは、
頭部だけが奈良時代のもので、
他は後の時代のものだからだそうだ!

07.jpg
その「本堂」は今日ばかりは後回しにして、

お目当ての「大師堂」へ
08.jpg
今日ばかりは訪れる人が絶えない!

09.jpg
この「大元帥明王」の迫力の凄かったこと!!

10.JPG
これが本日の走行経路で、走行距離≒5km
続きを読む
posted by yoko at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2022年05月09日

薬師寺東塔初層 最後の開扉

今日、令和4年5月8日は、
薬師寺東塔初層の特別開扉の最終日ということなので、
既に何度か見たけれど、最後にもう一度!!
001.JPEG
家から薬師寺に行く時は、薬師寺西側の「大池」を目指す。
002.jpg
家からは6qほど・・・3〜40分かな・・・
003.JPG
「大池」越しに薬師寺の方を見ると
004.JPG
右から「東塔」遠くに若草山を挟んで「西塔」
その左に「金堂」とその左はるかかなたに東大寺大仏殿
005.jpg
「大池」を反時計回りに回って薬師寺の南側に出て、
「休ケ岡八幡宮」にまず参拝する
006.jpg
「休ケ岡八幡宮」は薬師寺の護り神!
007.jpg

国宝◉八幡三神座像
奈良国立博物館に寄託されていて、
時々展示されるので、その時拝観できる
008.jpg
本殿左の建物を抜けて薬師寺の方へ

009.jpg
「東塔」が見えてくる」
010.jpg
「南門」正面
011.jpg
門を入ると正面に「金堂」
012.jpg
「金堂」では、只今法要中
013.jpg
中央の「薬師如来坐像」
014.jpg
目を東に移すと

015.jpg
「国宝 東塔 初層特別別開扉」の看板があり、
何と今日がその最終日!だから見のがすまいとやってきたのだ!!
016.jpg
ところで「東塔」↑と「西塔」↓ 見比べると大違い!!
017.jpg
「西塔」は創建当時を推定して復元され1981に竣工!
「東塔」は創建から1300年を経ていて、2009年7月から
解体修理が始まり2019年末に完成した。
2020年に落慶法要が予定されていて案内を待っていたのだが、
まだ行われていない。
特別開扉も終わったことだし、もうそろそろかな・・・
続きを読む
posted by yoko at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築