2022年04月08日

四天王寺宝物館

今年は聖徳太子没後1400年!
昨日、聖徳太子ゆかりの四天王寺を訪ねた。
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南大門から北を見る。
中門の奥に五重塔、その奥に金堂、講堂が縦配列されている。

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回廊の東奥にある「宝物館」を目指す!

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回廊の東側へ行き振り返ると「あべのアルカス」が見える。

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西正面に「東重門」

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その少し先の東側に「宝物館」がある。

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2階がエントランスホール、3階が展示室になっている。

「春季名宝展」が開催されていて、これを見に来た!
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大変見応えのある名品ぞろいで、
国宝の「扇面法華経冊子」も1点見ることができたが、

全品掲載の図録があったので購入した。
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2022年03月15日

「旧三井家下鴨別邸」を訪ねる

京都の観光案内パンフレットで見つけて是非行かねば!
と思っていたので、先週_3月11日(金)に出かけた。
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本日の行程は・・・
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_下鴨神社から西の北野天満宮まで_5q弱
_北野天満宮から京都駅八条口まで_7q弱

京阪電車の出町柳駅を出ると、
直ぐ目の前に懐かしい高野川が流れている。
60数年もの昔から馴染み深い、多くの思い出がある川・・・
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目的地は歩いて直ぐ!

下鴨神社参道の南端、一ノ鳥居の左手前に入口がある。
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近年になって公開されるようになったそうだが、
存在そのものを知らなかった!

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大正時代に加えられた玄関棟の入口から中へ

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3階の「望楼」は限られた空間なので、
人数と時間の制限を設けられていて、早速案内される
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北に「比叡山」標高848m

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東には大文字の「如意ヶ岳」標高472m

2階のお座敷へ
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縁側には意匠を凝らした手摺が付いている!

屋根を見下ろすと
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むくった「降り棟」と、反った「隅棟」は繁栄への願い!・・・

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軒瓦の先端に「三井」の家紋が!

1階のお座敷へ
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縁側から庭へ

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巨木に圧倒される

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中央が江戸時代の「主屋」、
左手前が大正時代に加えられた「玄関棟」、
奥が江戸時代の「茶室」

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「望楼」の腰に雨戸が2枚収納されていて、
上に持ち上げてセットする!

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離れて全体を望む!

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お庭を散策。これはすごい!

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夫婦椋(めおとむく)・・・むくの木!

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見上げる!

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すごい迫力!

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建築とお庭がバランスよく配置されていてこころよい!!

その後は西へ【木島櫻谷旧邸」を目指す!5q程か・・・
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北野天満宮の前を通って
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しばらく行くと・・・あった!
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でもひっそりしていて様子がおかしい!
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案内板は3月12日からになっている!明日からだ!!
確かめたはずだったのだが、ボケたか!ショック!!

という訳で、菅原天満宮で梅を楽しんだ後、
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自転車でぶらぶら京都駅まで戻り、近鉄で奈良へ帰りました。

帰宅して調べたら、
ぼくが持っているチラシには3/5〜になっている!
ぼくがボケているのではなく、
コロナで変更になったことのようです!!
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会期中にもう一度来ます。開いていることを確認の上・・・
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2022年02月21日

東本願寺・御影堂門

毎年恒例の「京の冬の旅」
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「東福寺・三門」や「東寺・五重塔」などは毎年訪れるのだが、
「東本願寺」はこれまで門をくぐったことがなかった!

【京の冬の旅】_2022.1-3:東本願寺 御影堂門.jpg
日本一高い楼門初公開!ということなので、先日訪れた。

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幼少のころから奈良電鉄沿線に住んでいたので、親に連れられて京都へ来て、歩いて四条烏丸まで行き右折、大丸や高島屋へ行った思い出(昭和20年代のこと・・・)があるし、学生時代は京都駅から市バスで烏丸通を北上したので、いつも東本願寺を見たことになる。

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京都駅からしばらくすると「東本願寺」が現れる!

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この「御影堂門」を、烏丸通の東側から見る。
えいどう」と読む!唐招提寺のは「えいどう」と読む!!

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門の横の看板!
親鸞聖人生誕850年ということで、

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「御影堂門」も初公開になったのだ!

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正面が「御影堂」なので、この門が「御影堂門」なのだ。

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左手(南側)に階段があり、500円払って入場。

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回廊から京都駅の方を見る。

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順路は半時計回り・・・立派な「扁額」に『眞宗本廟』とある。

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内部写真をHPから拝借。
天井は、2本の梁で三つに区切られた白く平坦面で、竹内栖鳳在世中に描かれた天井画の下絵の写真が展示されていた。
親鸞聖人の次の生誕記念にでも実現して欲しいと思った。

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北に比叡山が遠望できる!
一眼レフをマニュアルでピント合わせすべきところ久々で方法が分からず、金網をしっかり撮ってしまった!

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西にまわると正面に「御影堂」

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「御影堂」を「御影堂門」から望む。

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世界最大級の木造建築とのこと!

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説明版によれば、幅×奥行×高さは、76m×58m×38m対して「東大寺大仏殿」は、57.5m×50.5m×49.1m
確かに平面はこの「東本願寺御影堂」の方が大きいが、高さは「東大寺大仏殿」の方が高くて内部空間も上部まで立ち上がっているのに対して、「東本願寺御影堂」は二つ重なった寄棟屋根の下の方に天井が設けらていて、広い平面に比べて天井が低い印象である。

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回廊
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回廊から「御影堂門」を見る

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↑ウエブサイトの表紙

★この特別公開は、3月18日(金)まで!!
東本願寺 御影堂門 特別公開|【京都市公式】京都観光Navi (kyoto.travel)
posted by yoko at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2022年01月29日

「能面100」

「能面100」とは美術展タイトルである!

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美術館「えき」KYOTOで開催中で、
このような機会はめったにないのでは!?
↑たまたまチラシで知っていて是非行かなければ!
と思っていた。

能面は舞台上のものを離れてみた程度かな・・・
東大寺ミュージアムで奈良時代の伎楽面や、
奈良国立博物館で奈良・平安・鎌倉時代の伎楽面・舞楽面・菩薩面を
常日頃間近に観ることはあっても、
室町時代の能面をこれほど多く観る機会は貴重!!
勿論ガラス越しではあるけれど、数点は独立ケースに収められていて、
裏面が観れるばかりか目・鼻・口の開口が貫通している様もよく分かった。
尤も、明るい照明に照らし出されていて「幽玄」の趣は感じられず、
室町時代の舞台とはどんなものだったのだろう!?と思いを馳せた。

図録は貴重!と思い、迷わず購入した。
↓次の2枚は図録の表紙の表と裏
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図録は¥2,500で、
↓180度見開けるタイプ
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《小面(雪の小面)》龍右衛門作、室町時代、金剛家
これは本展における最高作品とのこと
180度見開けるタイプなのだが、見開きの図はなかった。

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裏面の写も掲載されていて、繰り返し見ても見飽きない!!
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posted by yoko at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術

2021年12月24日

誰も知らない日建設計

「誰も知らない日建設計」という本を奈良市立図書館から借りてきた。
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最近出版されたことを知り、自分以外の人にも読んでほしいと思ったので、自ら購入するのではなく、図書館にリクエストを出した。館蔵されていない本はリクエストを出すとほぼ購入してもらえるようなのでその方法を採った!
さてその日建設計とは、ぼくが大学を卒業した1968年から事情があって退職した2000年まで勤めていた建築設計事務所である。
大学4年になったころ、就職先にあまりあてもなく、できれば当時評判の高かった竹中工務店の設計部に行きたいなと思い大学の恩師に相談したところ、白石先生から「あなたは日建設計に行きなさい!」と、「ぼくの知らなかった日建設計」を進められてそのまま従ったのだが、お陰で幸せな人生を送ることができ、亡くなられて久しい白石先生には今でも感謝し続けている。
1968年4月に入社したのは意匠系・技術系合わせて12〜3人!そのうち意匠系は6名で、院卒の3名は東京に、学部卒の僕を含む3名は大阪に配属にされた。
さて入社した「ぼくの知らなかった日建設計」は当時世間でもあまり知られていなかったようで、電話で某メーカーにカタログを請求した時「日建設計の横川ですが!」と名乗ったところ「何石鹸?の横川さんですか!?」と聞き返されたのが忘れられない!それでいつの頃からか日建設計のことを「東京タワーやNHKホール、東京ドームなどを設計した会社」と説明するようになり、みんな分かってくれるようになった。その後更に東京スカイツリーを加えている。
その日建設計という会社はぼくにとって、「会社に貢献すること=社会に貢献すること」と思える会社だったので、在職中は夢中になって働いた。終身雇用が当たり前の時代に働き始めてから常に人生の中心にあったので、退職してからも同業他社で働くことなぞ考えたことはなく、在職中に家に持ち帰っていた設計図の縮小版や資料類もすべて退職後会社に戻した。契約関係がなくなっても「守秘義務」はそのまま守っている・・・みたいな感じである。
日建設計では幸い良い設計機会に恵まれ、今尚ほとんどが健在で、2008年にホームページをつくった際に厳選した在職中の22作品のうち、現存しないのは1975年に竣工した「鐵鋼会館」のみである。
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今から10年ほど前に土地と共に売却されて御堂筋沿いの貸しビルに移られ、2012年頃に解体されたのだが、解体される前にGoogleEarthの写真を切り取っておかなかったことが悔やまれる!この「鐵鋼会館」は竣工時に結構話題になり、「新建築」誌の表紙にもなった。
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「鉄→火→火で焼成されるレンガタイル」で構成した建築!今は無き「名建築」だと思う。
さて、
ぼくが建築設計を始めたころのお手本は、コルビュジェや丹下健三、ルイス・カーンなどどれも素材を生かした建築だったが、しばらくしてミラーガラスが出現し、造形力の無さ!?をミラーガラスで隠蔽するデザインから、隠蔽することでデザイン力を競う時代に変わっていったような気がする。村野藤吾の優れた建築が寿命を終えて〜終えていないものも・・・ガラスの箱に置き変わって行くのは悲しい・・・

「誰も知らない日建設計」という本のことを書き始めたら横道にそれてしまったが、肝心のこの本はというと、パラパラっと見たところ自分の知らないことも多々書かれていて興味深々。まあ本稿はこの本の存在の紹介に止めることにしたい。

日建設計は→https://www.nikken.co.jp/ja/
横川隆一のホームページは→https://www.yokogawa-r.com
鐵鋼会館は→http://www.yokogawa-r.com/architecture/isc/architecture-isc1_temp.html
posted by yoko at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2021年11月30日

【11/29_菖蒲池】紅葉狩り_2021-05

大阪からの帰り、近鉄菖蒲池駅から家まで歩いて帰った。
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近鉄に乗るのに、近くのバス停から学園前駅まで10数分だが、
菖蒲池駅まで歩いても20分ほどだし、景色抜群なのでよく歩く。

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ここは昔「あやめ池遊園地」のあったところで、
池を含む自然が残されて、周囲は閑静な住宅地になっている

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背の高いのはメタセコイヤ

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背の高くない方はトウカエデかな・・・

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こんな葉っぱ!

ここは春になると桜が咲き乱れるのです!!

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【11/28_不退寺】紅葉狩り_2021-04

紅葉真っ盛り!とテレビでも報道されているので、
不退寺へ行った。家から自転車で30分ほどかな・・・
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ウワナベ古墳のお堀端を通り東へ
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国道24号線の東側のこんもりした森の中
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緑のトンネルの先に門がある
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境内は紅葉真っ盛り
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正面に本堂
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今特別拝観中で「在原野業平」の肖像画が見れる!
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欄間が有名な「業平格子」
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業平朝臣
 ちはやぶる
 神代もきかず竜田川
 からくれないに水くくるとは
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【11/23_嵐山】紅葉狩り_2021-03 ☞追ってHPに掲載します!

久々〜何年振り?〜何十年振り!!?
自転車で嵐山まで走ろう!と思って朝8時に家を出発
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50
kmほどなので、
12時までには到着すると思っていたのだが・・・
実は三川合流地点通過後少し迷走してしまい、
12時を30分ほど超過してしまったのだ!
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先ず
木津川の左岸を下流へ・・・
逆風がきつい!!
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三川
合流地点を経て
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桂川左岸〜保津川左岸を経て渡月橋を目指す!
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途中で保津川の右岸に渡って上流へ
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渡月橋は見えた!人でいっぱい!!
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ここまでの経路・・・
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渡月橋はサイクリングロードの「起点」なのだ!
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れぞ嵐山!
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渡月橋は歩道を左側一方通行
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実は車道は空っぽで、そこを自転車ですいすいと渡った!

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せっかくなので「常寂光寺」に寄る
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紅葉真っ盛り!!
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ず〜っと上へ
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多宝塔を見下ろす高台からは、
↓_京都タワーも見える!
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の後自転車で京都駅まで走り、
近鉄で帰路に・・・


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【11/18_談山神社】_紅葉狩り_2021-02


近鉄を乗り継いで桜井まで行き、
自転車を輪行して、奈良交通バスで談山神社へ!
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紅葉は明日ぐらいがベストな感じ!

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中大兄皇子と中臣鎌足は小学校のころから知っている・・・

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紅葉を満喫した後は、元来たバス道ではなく、
西の山越えの道を辿って桜井駅へ

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峠から北の方を見る

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途中、安部文殊院にに寄る

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勿論お目当ては快慶仏!

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安倍仲麻呂に思いを馳せて・・
夕刻桜井駅に到着、JRで天理での「某会」に!

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【11/13_奈良公園】紅葉狩り_2021-01

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自転車で大仏殿のそばまで走ってきた!
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正倉院の庭に入れる!!

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東側の池越しに見る。

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ただいま奈良博で「正倉院展」中だ!

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二月堂の方へ。

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法華堂に参拝。

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奈良公園はまだ紅葉していない・・・

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今日の走行距離は、約25km

posted by yoko at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車・旅